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24歳 お見合いを始めるの巻

私は今年の4月で24歳になる。
「もう24歳か」と意味もなく焦る時もあれば、「まだ24歳か」と自分の若さに安心する時もある。それは自分のメンタルの調子によって変わってくる。

24歳。お見合いを始めようと思う。
「24でお見合い?結婚?早くない?」と思われる方もいるかもしれない。確かに最近の晩婚化の流れから見ると、早い方なのかもしれない。私の周りでも恋人が欲しくてマチアプをしている人は多いけど、結婚のためにマチアプをしている人は少ない気がする。あくまでも結婚は未来の話。今は恋人。そういうお年頃。

そんな中、なぜお見合いを始めようと思ったのか、理由は3つくらいある。
まだ実際に誰かにお会いしたわけでもないので、活動が続くかどうかはなんとも言えないが、後になって振り返るためにもここに理由を書き記しておこうと思う。

もう無駄に傷つきたくない

実はこの間まで、お付き合いをしていた人がいた。2ヶ月という短い期間だったが週に1回は会って、毎日連絡も取り合っていたから密度は結構濃かったと思う。

その人とのお別れは、決して気持ちのいいものとは言えなかった。でも思い出はそこらじゅうに残っていて、それを思い返すたび、悲しいような悔しいような気持ちになった。私はとても傷ついていて、逆に傷つけてやりたいという攻撃的な気持ちも出てきて、感情の起伏にとても疲れる時もあった。

でもお陰で気付いたこともある。
私は一時的なお付き合いに向いてないこと。恋愛やそういう遊びに対してあまり興味がないこと。逆に1人の人と深い関係を築くことに価値を感じていること。自分が想像していた以上に結婚願望が強いこと。だから結婚や将来の事を考えられない人と一緒に過ごしても時間の無駄だということ。

そして短くても一度関係性を持った相手と別れるのはとても辛くてしんどいということ。
こんな経験はできればもう二度としたくない。避けれるなら極力避けたい。
だから私はお見合いを始めようと思った。

お見合いだって、仮交際がうまくいかなければお別れする可能性ももちろんある。でもお互いに生涯のパートナーを見つけたいという目的は同じだから、同じ真剣さで向き合って、それでも前に進まないなら、もうそれは仕方がないことなのだと諦めがつく(だろうと今は思っている)。
そして少なくとも「結婚したい」という目的は同じだったから、「この人と過ごして時間を無駄にしたな、無駄に傷ついただけだったな」と後悔することが少ないと思うのだ。

1人で生き続けるのには限界がある

24年間生きてきて、悲しいかな、何かにハマったという経験がない。世間では推し活というものが流行っているが、私にとってはどこか違う国で起こっているような気がするくらい縁遠いものだと感じる。
何かのオタクでもないし、お酒もタバコも興味がないし、恋愛で身を滅ばすという経験もない。身を滅ばす前に自分でキッパリ区切りをつけれてしまう。よく言えば執着心がない。悪く言えば大体のことはどうでもいいと思ってしまう人間なのだ。さっぱりした自分の性格が好ましいと思う時もあれば、なんてつまらない人なんだろうと思う時もある。

そんな感じで24年間生きてきた。そして最近、このまま1人で生きるのには限界があるなと感じているのだ。こんな文章を私の祖母が読むと「まだ若いのに何を言ってんの」と怒りそうだが、本音なので仕方がない。

特に夢中になれるものもない、語れるほど好きなものも、人もいない。
若い時はそれでもそれなりに楽しい。自分のために買い物をして、自分のために美味しいもの食べて、友達と遊んで。でもそれはいつまで続くの。いつまで私は自分のために生きなきゃいけないの。それが何のためになるの。

あ、別に病んでるわけではないです。
でも何か熱中できるものがある人ってそのために生きれますよね。それが生きがいになる。明日も起きて活動する理由になる。でも私にはそういう支えになるものが一切ない。
だから何か、自分以外のもののために生きる感覚を持ってみたい。
この人がいるから、この子がいるから明日も頑張るし、未来も頑張ろうと思える存在が欲しい。

めちゃくちゃ自分中心的な考え方かもしれない。めちゃくちゃエゴかもしれない。けど自分1人じゃ生き続ける自信がないから私は結婚したいし、子供も産みたい。だからお見合いしようと決めた。

欲しいものあるなら早く取っちゃえっていう話

2年くらいマッチングアプリしてたけど全然うまくいかなかった。最終的には頑張って恋愛してまで、自分を傷つける必要はないなと思った。
自分が求めているものが明確なのに、同じ場所で足踏みしてるだけなんて、そんな無駄なことはないと思う。だから、お見合いをする。私は結婚したい。子供も欲しい。犬も飼って素敵な家庭を築きたい。平凡だけどそれが欲しい。心から欲しい。じゃあ、実現の可能性が高い方法を取ろうと思った、それがお見合いだった。

文章で書くと単純明快に決断しているような印象になるかもしれないが、今まで生きてきて色んな経験をして、自分の価値観が徐々に明確になっていく中で、恋愛や結婚というジャンルにおいては、私にはお見合いという選択肢が合ってそうだなと、じわじわと決断を固めていった。
24歳。お見合いなんて早くない?と思うかもしれない。私も自分で思ってる節もある。でも欲しいものがあるなら早く取っちゃえ。それだけのこと。

とまぁ長々書いたけど、まだお見合い写真も撮ってないので、本当にこれからなのです。でもこうやってnoteに書くことで、改めて自分の気持ちや決心が見えたから良かったなと思う。また進捗あれば書こう。





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