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6月16日は「和菓子の日」!ご存知でしたか?からの、、、梅雨の思い出デートと言えば?♡

今週、関東甲信地方でもやっと梅雨入り!平年より7日も遅い梅雨入りだったそうですね。先月には「史上最速の梅雨入りか!?」なんて言われるほどぐずついた空模様の週もありましたが、その後は梅雨が明けたかのようなお天気と暑さが続き、結果、気象庁さんを悩ませるような”難しい6月”となりました。

そんな雨模様の6月ですが、、、6月と言えば何を思い浮かべますか?梅雨以外にも、ジューン・ブライドと呼ばれるように結婚シーズンであったり、会社員の方にとっては嬉しいボーナスの時期、また父の日もあったりと、意外とイベントには事欠かない月なんですよね。

そんな中、もう1つ!6月にはある記念日があるのをご存知ですか?

6月16日は「和菓子の日」!だったのです。

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ということで、毎年この時期には番組に、室町時代後期創業の和菓子屋「とらや」の菓子資料室・虎屋文庫の方をお迎えしてお話を伺っているのですが、今年も目崎奈津子さんに色々とご教示頂きました。

「和菓子の日」は語呂合わせのような記念日でなく、歴史に基づいた記念日なんです。そもそも「和菓子」と呼ばれるようになったの明治以降。始まりは定かではないのですが、ルーツは「嘉祥」というお菓子が主役の行事。江戸時代には公家や武家から庶民まで厄除招福を願ってお菓子を食べていたそうです。

遡る事、室町時。武士の間で流行っていた納涼の行事がありました。小さな弓を使う遊びなのですが、これには勝ち負けがあって、負けた人が勝った人をもてなす、というもの。その時に使ったのが嘉祥通宝だったのですが、略称として「かつう」と呼ばれていたことから、それが「かつ!勝つ!」に繋がり縁起が良い、ということで武士にとても好まれたそうです。

その後、江戸時代になると、お菓子が主役の行事になっていったわけです。

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