Google翻訳 VS. DeepL翻訳、どっちがすごい?!

最近、ディープラーニングによるAI機能の向上が目覚ましく、自動翻訳の性能も日々、精度が増しています。そんな頼りになる存在である自動翻訳機能ですが、使えるサービスはGoogleとDeepLどちらがよいのでしょう?

結論を先に言うと、どっちもすごい!けど、不十分!その理由について書きました。

DeepL翻訳とは

2017年から公開されている、ディープラーニングを活用した機械翻訳サービスです。2020年3月下旬から日本語と中国語にも対応しており、扱っているのは、英語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポーランド語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語などをはじめ、24種類に訳すことができます。(2021年3月現在)

日本語に関しては、まだ公開から一年ほどなので、Google翻訳ほどメジャーではないかと思いますが、Google翻訳などより、自然な訳文だと話題を呼びました。

DeepL翻訳の強みと落とし穴

DeepL社が提供する翻訳検索エンジン「Linguee」で収集した10億件以上の訳文を学習データとして活用しているというだけあって、語彙の種類が豊富で、かつ、それをかなり適切に訳文にいかせています。言い回しがGoogle翻訳より自然なことが多く、これは、DeepLの強みと言えます。

ただ、膨大なデータを抱えているからなのか、なんなのか、Google翻訳が絶対しないような、ポカをDeepLはやらかすので、イマイチ気を抜けません。まとまった量の文章を翻訳にかけると、一文まるごと飛ばすということがあります。これは、ちょくちょく発生します。「一文まるごと飛ばされた!」と気づける語学力がない言語の場合は、ミスに気付けず致命的です。

Google翻訳とDeepL翻訳の使い分けのおすすめ

ある程度、まとまった量を自動翻訳にかける場合は、安定して使えるGoogle翻訳が現状では適切です。DeepL翻訳で7、8つの文をまとめて自動翻訳した場合、一文ぬかされてもすぐに気付けないことがあります。

逆に、一文のみだったり、ピンポイントで知りたい言い回しについては、DeepL翻訳のもつ豊富なデータ量は信頼がおけます。素晴らしいです。最近、気づいたのですが、ことわざなどでは、DeepL翻訳の精度は頼もしいです。

DeepL翻訳は正解!

Google翻訳、それはないやろ。がんばれー!

こちらのことわざに関しては、完敗!ひどすぎる!でも、面白いから許す!(逆翻訳したら、「タヌキの皮膚計算のために」、と出たよ。)

いまのところは、Google翻訳とDeepL翻訳の両方とも、日本語翻訳に関しては、まだ精度が十分とはいえませんが、いろいろと手間が省けて、とっても頼りになる存在であることにはかわりません。ディープラーニング万歳!

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