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海外で一番役に立つ中国語フレーズは○○かもしれない説

海外で生活をしている人、もしくはこれから暮らす予定のある人には役に立つかもしれない記事です。海外といっても、主に中国語圏外で、対象は中国語ができない日本人です。

一番役に立つと思うフレーズはこれ!

ヨーロッパで暮らして10年以上となるSachaの個人的感想ですが、中国語ができない日本人が覚えたら一番役に立つ中国語のワンフレーズはズバリ、

「我是日本人」です。

意味するところは、見たままですが、「私は日本人です。」

発音は「ウォーシーリーベンレン」という感じですが、日本語にない音があるので、カタカナでは表し難い・・・。

「我是日本人」の太字部分がクセのある音なので、独学でマスターするのは、厳しいかも。お友達の中国人や中国語の先生に教えてもらうとバッチリです!

ちょうど、Youtubeの2分弱の動画でこの発音を教えていました。参考にどうぞ。


私は10年以上前に、半年ほど中国語を習ったことがあるのですが、その時習った内容のほとんどはスッカリ忘れました。今、中国語で言えるのは、3フレーズぐらい。で、そのうちの一つが我是日本人です。なぜなら、いまでもスペインでちょくちょく使うからです。

你好 のメタメッセージ

中国の人口が多いので、海外でも中国語を聞く機会は割とあります。

そして、海外で暮らしていると日本食が恋しくなります。そんなとき、寄らば大樹の陰ならぬ、寄らば中華食材店ということで、たよりになるのは中国人経営の食材店です。中華料理店もありがたい存在。雑貨店も利用しますね。

初めて中国人経営のお店に入ると、だいたい「你好 (ニーハオ)」と中国人の店員さんには挨拶されます。まぁ、こちらの見た目は、アジア人(大柄、色白のどちらかというと北方系)で、服装も適当なので、特に日本を主張する要素は皆無です。なので、ほぼ自動的に同胞扱いとなります。

ここ、スペインで中国人に你好 と挨拶された場合、答えるパターンは主に二つです。

①¡Hola!
②你好 !

①を選ぶと、そこに含まれるメタメッセージは、「わたしは中国人ではないです。」になります。簡単なので、よくそう答えます。

でも、自分の時間と心の余裕のあるときは、②も使います。なぜなら、「你好」と答えるほうが会話のやりとりが面白いからです。

②を選ぶと、挨拶に含まれるメタメッセージは「やあ!同胞よ!」という感じになります。(多分)

でも、自分は同胞(中国人)ではないので、訂正する必要が生じます。そして、相手はこっちも中国語が分かると勘違いしてしまいます。你好 ぐらいの短い音では、自分がほとんど中国語ができなくても相手には気づかれません。

相手は、中国語で話しかけてきます。もちろん、意味が分かりません。

そこで役に立つのが、「我是日本人」というミラクルフレーズです。

このフレーズは、ほどよく発音が難しいので、多分、中国人的には、「ワタチィ、ニホンジンアルヨ」までは、いかなくとも、引くほど下手な発音に聞こえているはずです。

この一文で、相手は『こいつに中国語で話しかけるのは無駄だ』と瞬時に察します。それが、こちらの狙いでもあります。なぜなら、「わたしは中国語が話せません」と言う必要すらなくなっているからです。

店員さんは、「あ~、なるほど!日本人ね。そうか、そうか」みたいなことを中国語でつぶやきながら、スペイン語に切り替えて対応してくれるようになります。

でも、こちらの歩み寄る友好的な態度は十分に理解してもらえるので、雰囲気はなごみます。そして、ほどよい距離で付き合えるようになるので、おすすめの中国語ワンフレーズです。上手に発音しすぎると、また、メタメッセージと効果が変わるので、ぎりぎり通じるラインを狙いましょう!


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