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ジューシーすぎるグリーンゲージというプラム!スペイン名はクラウディア

明るい緑色をした、熟しているんだかいないんだか、一瞬判断に迷うプラムがあります。その名は、グリーンゲージ。スペイン語名はクラウディアです。色や大きさは、まさに青梅です。でも、触ると熟しているというのが分かります。

グリーンゲージのお味は格別!

この緑色のプラムですが、美味しく熟したものは、ものすごーーーく美味しいです。水分が多く、とってもジューシー。ジャムにするのにも適しているとのこと。でも、新鮮なものにパクリとかぶりつくのが一番です!

栽培方法か収穫方法に手間がかかかるのかなんなのか不明ですが、キロあたりのお値段も約3ユーロと強気です。通常のモモなどが1〜2ユーロなのと比べると倍近くします。

グリーンゲージ(Green Gages)の由来

この緑色のプラムは1724年にフランスからイギリスにSir William Gageによって持ち込まれたものとされています。その名前をとって、Green Gagesと英語名では呼ばれるようになったようです。

クラウディア(Claudia)の由来

でも、スペイン語ではClaudiaと呼ばれています。正確には、Reina Claudiaです。それは、フランスのクラウディア女王 (1499–1524)にちなんでいるとのことです。このフランス産のプラムがイギリスのゲージ家に持ち込まれる道中、種類名の書いたラベルが紛失したのではないかと言われています。

なんにしても、夏が旬のこのフルーツは、一度食べ始めるとやみ付きになります。日本では出回っていないようですが、アメリカでも栽培されているとのこと。ヨーロッパでは広く普及している種類なので、食べる機会があれば是非お試しください。

以上、現地レポートでした。

Sacha


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