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太ったなと感じたので、体重15kg減らしてみた。
21歳の時、半年間で15kgの減量に成功したことがある。
50kgだった体重が35kgになった。
体脂肪は1桁になった。
そして、生理は止まった。
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結局、このダイエットは成功だったのか?と疑問に残る結果となったのは否めないが、ここに記録として残しておきたいと思ったので、記していく。
ーーー事の始まりは、当時のお付き合いしていた人からの一言。
「痩せろよブタ」
今になってこそ思うが、それはそれはものすごく感情が激しい男性で、渋谷のど真ん中で胸ぐら掴まれ大喧嘩はする、駅の階段から突き落とされる、吸ってるタバコの火の部分を押し付けられ火傷させられる、携帯は折る、お金は焼く、鏡は割る、ネックレスは引きちぎられる、、、
若かったとはいえ、女性にそんなことができてしまう人だった。
それでも、学歴はよく、東京でトップ3に入る私立大学。同級生によると、成績もトップらしい。
当時、私はそんな彼のことを心から愛していた。
痩せろと言われたから、痩せた。
しかし結果として、痩せたら痩せたで、ドン引きされてしまったのだ。
挙げ句の果てには「お前薬やってんじゃね?キモ。」と、疑われる始末。
そうこうしている間に、彼は大手企業に就職→地方支社への配属が決まり「一緒に行こう」と言ってくれることもなく、去っていった。
貴方に言われて悔しかったから、痩せたのにな、、、と。
ーーーその頃の私は、渋谷の象徴とも言えるファッションビルの中で、アパレル販売員をしていた。
時給850円。
当時の、東京都の最低賃金である。
毎月ビジュアルチェックというものがあり、全身写真とバストアップ写真を、ブランドディレクターへ送付する。
そこで追い討ちをかけるように、写真に対しデカデカとこう書かれ、公開処刑をくらった。
「ダイエットして下さい」
・・・
職場からも言われた。
ショックのあまり、立ち直れなかった。
翌日私は舌にピアスを開けに行った。
舌に異物があれば、物理的に食べる量が減る(=痩せる)と思ったのだ。
ーーーこうしたことが重なり、のちのち摂食障害を招くほど過酷な、食事制限の日々が始まった。
半年で15kgは危険な数字だ。
決して真似はしないでください!!!
では最後に、ダイエットして分かった事、感じた事を、まとめていきたいと思う。
ーーー人が「行動を起こす」時というのは、必ず何かしらの理由を伴う。
私のこの極端な原動力も、紛れなく「悔しさ」が根本である。
人の「悔しい」という気持ちは、こんなにも心と身体を動かす。
つまりどういうことか。
実際「ダイエットやらなきゃやらなきゃ」と口にして焦っているわりに、やらない人が圧倒的多数だが、それは、痩せなければならない決定的な理由が無いからである。
「お金あったらできるのに」と言い訳する人も、結局お金があっても、やらないのだ。
人はスイッチが入ったら、口より先に、必ず行動となって現れる。
それをひしひし感じた経験だった。
ーーーただ、思うのは、体重が減ってスリムボディになったところで、人間性(中身)の部分は何も変わらない。
例え太っていようが、自信に満ち溢れ、人間性が輝いている人のほうが何倍も魅力的なのである。
女優の渡辺直美さんやマツコデラックスさんを、本当に見習いたい。
中身を輝かせるため、一体どう行動するのかベターなのか、これからはそれを考えるに徹したい。
体型はあくまで生活習慣の現れ。
それだけの話である。
大切なのは体型ではない、ということを、この場に残しておきたいと思った。
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