料理が苦手だから気を付けている事☆料理の話・その2
その1に引き続き、
面倒くさがりだけれどきちんとしていたい私が
子供が産まれてから、まず気を付けたことは
体を作る、食べ物のことでした。
料理は得意ではないけれど、
健康に育ってほしい、
味覚をきちんと育てたい、
という思いから、
離乳食の本を読んで、薄味を心がけること、
それからもう一つ、
「お菓子ではなくおやつ」と決めました。
離乳食が終わっても、
いわゆる「赤ちゃんのお菓子」は買わずに、
いつも焼きのりを細かくちぎって、
ご飯を小さく丸めたものにまぶして
キャンディ状にラップでつつんだものをお出かけのおやつにしていました。
目安として3歳になるまでは「お菓子」は食べさせないでおこうと
思いました。
そして3歳を過ぎても、
何となく4歳まではスナック菓子やチョコレートも避けました。
アメも小学生になってからでした。
口の中で滞在時間が長いものや、喉に詰まる危険のあるものは
ある程度大きくなるまで避けていました。
それまでは、おやつはおにぎりやチーズ、
カボチャの素焼きやさつま芋、リンゴやバナナ、季節の果物など。
3歳半を過ぎてからは徐々にラムネやビスケットなどを。
育児の中で気を付けていることって、人それぞれあると思いますが、
食べ物に関すること・・・これがなかなかハードルが高いのです。
物理的にも精神的にも(笑)。
たぶん、小さい頃から普通にお菓子をあげる方が多いと思うので、
人にどう思われるかが気になって、そして何か言われるのを恐れて、
子どもに「お菓子」を食べさせてないことは
実家の家族や仲の良い友達にしか言ってきませんでした。
まず初めに実家の父に「厳しいな」と言われました。
孫を連れてスーパーにお菓子を買いに行くのが夢だったようです(笑)。
でも私の事を理解してくれていたので協力してくれました。
3歳くらいからはやっと、一緒におやつを買いに行けるようになったので
すごく喜んでいました(笑)。もちろん子供も♪
そこでも最初のうちは、
「チョコレートはやめてね!ビスケットにしてね!」と
しつこく父に頼みました(笑)。
また夫から、友人に「そんなに厳しくしたら将来反動で太るぞ」と
言われたよ、と聞いて、
それはぐっと堪える(笑)。
夫自身は理解してくれたので有難かったです。
そして、子ども自身はどうかな?ぐずるかな?と思っていたのですが
案外そうでもなくて、「これはまだだね」とか自分で言っていたので
驚きました(笑)。
とは言え、人からたまにいただけるお菓子を
「うちは食べないので」なんて断ったりはしません(笑)。
ありがたくその場はいただき、さり気なく私のバッグにしまう・・・。
親戚などの集まりではそのままその場でいただくことも。
そこは人との関係の方が大切なので、「特別だね♪」と言って
子どもにあげました。
そしてそういうのは子どもも分かるようで、
時と場合によって違っても、混乱することもなかったと思います。
そして下の子になるとやっぱり若干緩くなる(笑)。
それでも出来る限り気を付けました。
最近下の子も「もう5歳になったからチョコレートいいよね?」と
楽しみにしていたようで、誕生日のケーキにのったチョコレートの
プレートをお姉ちゃんと半分こして一緒に嬉しそうに食べていました。
(お姉ちゃんは4歳の時だったけれど(笑))
もう習慣になっているので、今も家にジュースは常備していなくて
それに関して子供から何か言われることもなく(笑)、
休日に出先でジュースを買ってもらえるのを楽しみにしているようです。
ご飯の時もおやつの時も、飲み物は麦茶です。
子どもの咀嚼力は6歳くらいでも大人の力の40%くらいと本で読んでから、
そのあたりもまだ気を付けています。
口は達者になっても(笑)、咀嚼力はまだ子ども。
そして、5歳の息子はお味噌汁はまだ薄味です。
お味噌汁を作る時、お味噌を一度に全量加えるのではなく、
4回に分けて入れるので、3回目を溶かしたところで、
下の子のお味噌汁をよそい、その後に4回目のお味噌を入れて完成。
小さじの話なので、多分ほとんど変わらないとは思うけれど(笑)。
子どもたちが少し大きくなってからは
休日にお出かけへ行くと、優しい夫は
「好きな物見ておいで」と私に言ってくれます。
そしてその間(鬼の居ぬ間??)に子供たちとアイスクリームを(笑)。
たまに私が途中でやってきて「あー!お母さんにもちょうだい♪」と
一緒に食べるのがお約束(笑)。
そういう楽しみがあるのは良いなぁと思います。
(とはいえ、ここ一年はそういった所にもほとんど行っていないけれど)
園に入ってからは、給食が美味しいようで、
二人とも好き嫌いなく毎日完食するので、
よく先生に褒められました。
これは私がこれまでお菓子に気を付けていたおかげではなく、
家ではこんなに様々なメニュー、しかも美味しい♪料理が毎日
食べられないからだということは
重々承知しています(笑)。
自分はきちんと本を読んで、これが良いんだと思ってやっているけれど
本当のところはどうか、そして現実とのすり合わせ。
色んなことに揺れ動く子育て。
それでもどんどん子どもは育っていく。
□
この記事は、ついつい重く書きがちで、何度も書き直し、
なかなか出せなかったけれど
ようやく書き上げることが出来ました。
悪いことをしているわけではないはずなのに、
周りを気にしすぎて、少ししんどかったからです。
ここnoteでは、みんなそれぞれ価値観や考え方、生き方が違っても
みんな「そうなんだね~」という温かい、
お互いを尊重できる人たちばかりで、
ここなら、私がずっとモヤモヤと抱えてきたものを
出せるかなと思いました。
□
そして、
この記事を迷っている間に読んだMarmaladeさんのこの記事が
私に大事な事を教えてくれたような気がします。
私がずっとモヤモヤしていたのは、
周りを気にしていたからではなくて、
一番大切なのは、
「楽しく食べること」
親が子供にしてあげたいことは
「笑顔になってもらうこと」
この部分がいつも気になっていたからだということ。
同じことをするとしても、
何かを食べないことに意識するのではなくて、
何を誰とおいしく、笑っていただくのか。
食べることだけではなく、色んなことにも当てはまるような
気がします。
そういう事をこれから意識していきたいなぁと思いました。
読んでいただき、ありがとうございました。
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