見出し画像

しりとり俳句(86)

みなさんお正月はいかがでしたでしょうか🎍
わたしといえば、年末年始の一週間風邪で寝込んでしまいました。
まさに「寝正月」家にただ籠っているだけでなく、病気で寝ていることも縁起を担いでそのようにいうそうです!

熱にうなされながらも、そういえば「風邪」も冬の季語だなぁと、「去年今年」「風邪」をひいて「寝正月」だよ・・・と考えていました(笑)。
ちなみに寝正月が過ぎた後は2.5kg痩せていて、
体のラインが少しスッキリ♪
なかなか良いスタートになりましたよ!!なかなか体験できる季語ではないですしね(笑)。

そうだ、しりとり俳句の方は今回は成人式シリーズと、廻すシリーズがありますよ。

こちらの続きから!

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第86回は、1/8~1/14(1796~1795)全21句

1796. 来店のポイント二倍福寿草
    福寿草(新年)ち

1797. うつむくは成人式のふたごかな*
    成人式(新年)し

1798. たこパしよ成人の日の二次会に*
    成人の日(新年)さ

1799. 二階より成人の日の妹よ*
    成人の日(新年)ち

1800. どよめきの渦つぎつぎとどんど焼き
    どんど焼き(新年)し

1801. 焼き目からぷうと膨らむ雑煮餅
    雑煮餅(新年)さ

1802. もぢもぢと春着の子来てぽち袋
    春着(新年)ち

1803. 黒馬の嘶く阿蘇や初霞
    初霞(新年)し

1804. 墨握る白き指先初硯
     初硯(新年)さ

1805. スリッパにたつぷりのボア初炊はつかし
    初炊ぎ(新年)ち

1806. 色紙へとしなやかな筆初句会
    初句会(新年)し

1807. 回転のまだまだ続く独楽廻し*
    独楽廻し(新年)さ

1808. しつかりと反省のふり猿廻し*
    猿廻し(新年)ち

1809. わしわしと大繩廻す小正月*
    小正月(新年)し

1810. かつかつと羽子の音続く姉妹かな
    羽子(新年)さ

1811. マイホームに檜の香り初写真
    初写真(新年)ち

1812. 慎重に風を確かめいかのぼり
    いかのぼり(新年)し

1813. ポリポリとつまみつつ酌む年酒かな
    年酒(新年)さ

1814. 春正月ゆつくり結ぶ靴の紐
    春正月(新年)ち  

1815. 緋毛氈ひもうせんかけられし椅子福寿草
    福寿草(新年)し

1816. 早々に最後の一つ福袋
    福袋(新年)さ

     ・・・・・

新年の季語も明日15日がだいたい境目でしょうか。
「二十日正月」「花の内」「初晦日」などの季語もありますが。今年も去年と似たような新年の季語しか使えなかったかなぁと言う印象です。

ときどき「あれ、俳句ってどうやって作るんだっけ??」とふと思う時があります。以前、稲畑汀子さんの句集を読んだときに「まるで息をするように俳句を詠まれていて素敵だな」と感じました。

生きているんだから日々なにか感じているはずなのに、何も出て来ない感じ。考えても仕方ないので、こういうときは本を読むようにしています。
今年は手帳に読書記録をつけることにしました。
読むスピードが遅いのと、そもそもこれまでとくに勉強してこなかった私には漠然とした不安があって、見えないものに対して「追いつけない」感覚があります。
そういうものが今年は吹っ切れたら良いなぁと思っています。
めずらしく真面目に語ってしまいました(笑)。

いつもありがとうございます♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?