コツコツ俳句☆切れ字「かな」⑤
今回もコツコツ課題をこなしていきます♪
この課題に取り組むにあたって、切れ字「かな」を下五に使うのに
二物衝撃??と戸惑いました(笑)。
例句の三つめは「つかれいでたる」が「蛍」にかかっちゃってるけれど、確かに二物衝撃・・・。このあたりの感覚は初心者の鑑賞不足か。
「??」と思いつつ、時間が経って読めば読むほど味わい深い句です。
「この配合も二物衝撃であること」はつまり、ここまで学んできたことから察するに、「下五が季語(切れ字)」であるからという理由。
①新しき楽譜買ひたる小春かな
季語:小春
②お揃いのコップ探せり冬至かな
季語:冬至
正直、「小春」や「冬至」といった大きめの季語に逃げています(笑)。
□□□
「ああ、良かったよ・・・」とここで油断(笑)したくなるのだけれど、地味に難しいのが『けっして季語を説明しない』ということ。この本で湘子先生が口を酸っぱくして何度も生徒さんに注意されています。
季語そのものを詠む「一物俳句」と「季語(~だから)○○」という説明的な句とは全く違ったものということ。
③剥き方のそれぞれ違う蜜柑かな
季語:蜜柑
④持ち主の名前書きたるカイロかな
季語:カイロ
□□□
⑤山里の空き家にも木守柿かな
季語:木守柿
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⑥柚子の皮煮たりて過ごす休暇かな
季語:柚子(秋)
☆☆☆
今回は6句です。
課題に気を取られて「つまらない句」になっていないかどうか、
よろしくお願いします!
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