見出し画像

しりとり俳句㉖

今週のしりとり俳句です!
またしても自分の番ではないと思っていました(笑)。
あぶない、あぶない!
ところで本日、紫乃さんは『文学フリマ・東京』に行かれているはずです。たしか「すまスパ」のインタビューだとか♪

ぼんやりRADIOさんの小雑誌「ウミネコ」はもちろんのこと、
俳句関係の出店もあるそうなので(俳人の佐藤文香さんもいらっしゃるとか!)、お近くの方はぜひ!(入場無料ですよ)

さて、しりとり俳句にもどります!
数字シリーズがありますよ♪

「さち・ちり・しの・しりとり俳句」
(下五・下二字、または一字でしりとり)
5月19日スタート、あっという間に40句以上。
ただ呟いているのももったいないので、記録に残こすことにしました。
第一回は、5/19~5/30分。12日、全45句。
季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃

しりとり俳句①」より

第26回は、11/13~11/20(545~564)全20句。

545. ラーメンをすする夜更けやちゃんちゃんこ
   ちゃんちゃんこ(三冬)し

546. 木の葉髪心配性は父譲り
   木の葉髪(初秋)ち

547. 擦り切れたジーパン履いて着ぶくれて
   着ぶくれ(三冬)さ

548. レ点する占いサイト木の葉散る
   木の葉散る(三冬)し

549. 散るときは体育会系枯木立
   枯木立(三冬)ち

550. 立ち姿父に似てをり七五三
   七五三(初冬)さ

551. 三々九度や六花りっかの径をすすむ巫女
   六花(晩冬)し

552. 見応えのある霜柱踏む一歩
   霜柱(三冬)ち

553. 忘年会一目散に端の席
   忘年会(仲冬)さ

554. 咳きこんで周り気にして最敬礼
   咳(三冬)し

555. 冷静な湯豆腐すこし小刻みに
   湯豆腐(三冬)ち

556. ミニマリストや着ぶくれの母を連れ
   着ぶくれ(三冬)さ

557. 「つれてって」瞳の奥を冬の月
   冬の月(三冬)し

558. 月並な言葉かけられ風邪薬
   風邪薬(三冬)ち

559. すり鉢を押さへる子の手冬の夕
   冬の夕(三冬)さ

560. 勇敢に挑む少年寒稽古
   寒稽古(晩冬)し

561. 異国より小春を連れて友来る
   小春(初冬)ち

562. 垂氷触れたるところより光り出す
   垂氷たるひ(晩冬)さ

563. ダスキンに頼る週末風邪籠かぜごもり
   風邪籠(三冬)し

564. もりもりの寄鍋にいざ玉杓子
   寄鍋(三冬)ち

     ・・・・・

さて、最近わたしは「国語辞典」を購入したので、しりとり俳句で大活躍してくれています。(このために買ったわけではないけれど(笑)、けっこう「二文字」からはじまる言葉、というのをネットで探すのはけっこう難しいんです!)

そして最近ふと、口語ばかりで文語を使っていないなぁと少し焦る。
感覚を忘れないように今週は最後にようやく使えました。

今週のわたしのお気に入りは、

紫乃さん☆
551. 三々九度や六花の径をすすむ巫女
和式の結婚式を見たことは無いのですが、それでも想像できてしまう美しさ。雪の白、巫女さんの白、そして白無垢の白も見えてきて、結婚式を冬に行うのもロマンチックだなぁと思いました。

ちりさん☆
555. 冷静な湯豆腐すこし小刻みに
鍋の中でプルプルしている様子や湯気が見えますね!「冷静な」の言葉選びも面白いなと。「冷奴」も連想させてくれます、それが少しずつ温まって湯豆腐になるという。

私は、うーむ今週も難しい(笑)
550. 立ち姿父に似てをり七五三
去年も作ったことがあるような類そう感と三段切れ感(笑)ありますが、一番整っているかなと。
そろそろ基本の型の復習を始めます・・・・。

文フリ行きたいなぁ~!

それでは!

この記事が参加している募集

文学フリマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?