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#29 新婚旅行振り返り~ジプシーにつきまとわれ、ミサンガ売りに殴られた話~(10/30)

先週、念願の新婚旅行に行ってきた。行き先はイタリア
海外旅行自体初めてだったこともあり、JTBのツアーに申し込んだ。
スケジュールとしては、7泊8日で、ミラノ→ベネチア→フィレンツェ→ローマの順に回っていくというもの。

記憶が新しいうちに、今回の新婚旅行で感じたことを素直に述べていく。

  • 行きの飛行機、1食目の機内食が配られた時の話。
    イタリアンか和食か選べたのだが、CAさんが僕と奥さんだけなぜかスルーして、どんどん後ろの席に配って行ってしまった。なぜ飛ばされたのか不明だが、近くにいた別のCAさんにその旨を申し出たら、
    「すぐに用意するけど、イタリアンがなくなってしまったから、和食しか選べない。」と言われた。
    事前にイタリアンと和食を1つずつ注文して半分こしようね、と話していたが、そう言われてしまったらもうやむなし。特に謝罪の言葉もなく、出発早々少し残念な気持ち。
    外国人のCAさんは、良くも悪くもさばさばしていて、対応も素っ気ない感じ。日本のCAさんのホスピタリティがよすぎるだけなのか。

  • 1地域目、ミラノ📍。
    ドゥオーモなどを含め、ミラノ市内を観光した。
    途中、45分間だけ自由時間があったので、スタバのリザーブビアレッティ(エスプレッソを抽出するマキネッタが売ってるお店)を急いで回った。事前にYouTubeで、イタリアに新婚旅行行った方のvlogを観ていて、時間があれば行きたいと思っていたので、それが叶って嬉しかった。
    スタバの店員さんは、なによりハンサムだし、とてもフレンドリーだった。
    日本から新婚旅行で来たことを伝えると、「僕の奥さんは熊本出身なんだよ!」と興奮気味に話してくれ、会話が弾んだ。(とは言っても、英語がなかなか出てこず、伝えたかったことの半分も話せなかったのだが)
    スタバではマグカップとエスプレッソカップを。ビアレッティではイタリアカラーのマキネッタを購入した。
    時間を有効活用できたうえに、初めて海外で買い物ができたことに、非常に満足していた。行きの飛行機では少しいやな気持ちになったが、幸先のよいスタートが切れそうだと思った。

  • イタリア人からは、男女問わず大体同じ匂いがした。流行っている香水でもあるのだろうか。

  • イタリアの鳩は、日本の鳩並みに人に慣れている。街の至る所にいる。

  • 昼食時に飲んだスプライトは、後味が動物園風味だった。少し気になった。理由はわからない。ちなみにコーラは日本のものと同じ味だった。

  • 道混みすぎ。車多過ぎ。縦列駐車多過ぎ。

  • ホテルのシャワーの水圧弱すぎ。使用量が多い夜の時間帯は、ぬるま湯しか出なかった。

  • 有料のトイレも初体験。大体1回€1くらい。もちろんウォシュレットはない。

  • 2地域目、ベネチア📍
    夕食にいただいたイカスミパスタ、とっても美味だったが、2人で1万近くして、円安の脅威を感じた。まあ新婚旅行だし大目に見ることにする。

  • サンマルコ広場散策や、ゴンドラ観光をしたが、ベネチアは大雨。サンマルコ広場の大部分が浸水してしまうレベルだった。出発前から天候が心配だったが、一番晴れてほしいベネチアが雨だったのはかなり残念だった。

  • 3地域目、フィレンツェ📍
    ピサの斜塔に上ったり、チビタという天空の街を歩いたりした。ピサの斜塔ではスコールに見舞われたが、上っているときでなくてよかった。外国人の観光客に、「上るのにチケットは必要?」と聞かれて、拙い英語でなんとか教えることができた。(そのくらい事前に調べておけよ・・とは思ったが)

  • また、フィレンツェでは、ローカルのスーパーマーケット(CoopとCONAD)で買い物した。全ての商品がでかくて、面食らった。
    カード払いができるので、お会計は意外とスムーズ。ただ、レジ打ちの店員さんは、スキャンした商品を横にかなり雑に置くので、オリーブオイルやバルサミコ酢の瓶が割れないか心配だった。

  • フィレンツェといえば、やはり革製品。
    日本人店員さんがいると噂のお店に行ったら、その張本人がたまたまお店にいた。週の半分くらいは外出しているらしく、とてもラッキー。異国の地で聞く日本語は、とても安心感をもたらした。
    自分たち用のめがねケースと弟ご所望のキーケースを購入した。

  • また、露天がたくさん並んでいるところにも行った。バングラデシュ人の店員にぼったくられかけたが、粘り強く値切り交渉し、最初に提示してきた額の約80%オフで購入することに成功。
    事前にYouTubeで観た、”ほしいそぶりを見せつつ、その値段なら買えないから帰ろうとする”というモーションを仕掛けたことで、かなり値下げしてくれた。とにかく強気で行くことが大事だと実感。
    露天では、ベルトとトートバッグを購入した。
    だが後日、ローマで全く同じトートバッグが€15も安く売られているのを見つけてしまい、やられた・・と思った。勉強代だと思おう。。

  • オルビエート名物のウンブリケッリ(うどんみたいな太めのパスタ)

  • ウフィッツィ美術館で、『ビーナスの誕生』をみた。
    確かにすごかったのだが、「ネットでみたのと同じだ」くらいの感想しか抱くことができず、つくづく自分には美術館が向いていないと感じてしまった。のちのヴァチカン美術館で『最後の審判』をみたときも同じ感想だった。

  • この日は自由時間が長かったこともあり、とにかく歩いた。23,000歩くらい。あまりにも疲れすぎて、ホテルに到着してからすぐ寝た。

  • 4地域目、ローマ📍。
    ヴァチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂、トレビの泉、スペイン広場
    などを回る。

  • ヴァチカン美術館、システィーナ礼拝堂を見学した後、いったんバスに戻ったのだが、そのときに初めてジプシーをみた。
    事前にそのような人たちがいることは認識していたので、目を合わせないようにそのまま素通りしたら、ジプシーの1人が、僕にだけ体当たりするような感じでつきまとってきた。なるべく自然な感じで何度振り払っても、ずっとついてくる。30mくらいだろうか。ほかのグループの皆さんに心配されながら、最後は強めにこちらからタックルし、なんとか追い払うことに成功。

  • コロッセオで写真撮影。この日は奥さんとシミラールックをしてた。
    そうしたら、北欧系の超美人さんから、いきなり「Nice outfit! I can take your picture!」みたいな感じで声をかけられ、写真を撮ってもらった。
    だが、直前にジプシーに追いかけられて若干動揺していたせいか、あまりちゃんと対応できず、会話も全然できなかったことを今でも公開している。せめて出身はどこかくらいきけばよかった。。

  • 写真を撮ってもらった後、グループの集合場所に戻ろうとしていると、ミサンガ売りの黒人に遭遇。ほかの地域でも観光客が集まるところにはたくさんいたが、コロッセオ周辺は特に多かった印象。
    (説明しておくと、イタリア含む海外では、「Free!」と言いながら近づき、勝手に腕につけてきて、超高額でぼったくろうとしてくる輩がいるのだそうだ)
    これも事前情報で知っていたし、それまでは全力でガン無視することで事なきを得ていたのだが、今回は違った。
    例のごとく近づいてきたので、目を合わせないようにして素通りしようとしたら、腹いせなのか、急に僕の肩を強めに殴ってきた。(普通にいたかった)驚きで声も出なかった。奥さんはなにもされなかったのは本当に幸い。
    被害について、現地ガイドさんに話したら、「殴る話は全然聞いたことないよ、キミついてないねえ」と笑われた。なんと楽観的なのか。でもそのおかげで少し落ち着くことができた。

    にしても、なんで僕ばっかなのか。カモに見えるのか。こいつならいけそうと思われるのか。いずれにしても非常に不快である。笑


ざっととりとめもなく書いたが、思い出せる範囲ではこんな感じ。

帰国して強く思った。

日本って本当に綺麗で清潔。
行きたいときにトイレ行けるって最高。
シャワーの水圧ちょうどよすぎ。
日本食最高。白米最高。
海外で暮らすのは自分には到底無理そう。
スリに気をつけなくていいの最高。


結果として大充実の一週間ではあったのだが、
初めての海外を経て、日本への愛着がさらに深まったのであった。


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