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自己紹介 僕は日本語から自由になりたい。

日本語から自由になりたい。日本語の束縛から解放されたい。

こう思ったことはあるでしょうか。

英語を聴いて、英語で答える。
その行為中に、脳内で日本語による処理が無意識的に行われてしまう。

このタイムロスがなければ、
英語を英語のまま処理して、英語のまま出力できれば、
複雑でデリケートな問題を、日本語に置き換えることなく英語のまま思考できれば。


自己紹介

こんにちは。はじめまして!井上サボ太です。この名前を決めた頃、Aaron Taosの楽曲"Saboteur"にハマっていたのが名前の由来です。怠慢な歌詞とメロディがいい感じです。

noteの毎日投稿を始めて、既に1ヶ月以上が経過してしまいましたが、ゴールデンウィークで時間が取れたので、今更ですが自己紹介投稿をしようと思います。

noteでは日英バイリンガルを目指す英語学習者として発信しています。
Blinkistを利用して、毎日1本の書籍要約を英語で読み聴きすることで、学んだ内容や新しく知った英語表現を、「英語学習日記」と題して毎日投稿しています(現時点で、45日間連続で投稿しています)。残り1年間の大学生活、どんな忙しい日も頑張って毎日読んで、毎日投稿したいと思っています。

応援よろしくお願いします!


日本語脳からの解放

冒頭で述べた

「母国語から自由になりたい」

という悩みは、第二言語を学習する人たちの多くが抱えているものだと思います。

23年間、日本で生きてきた俺の脳は、日本語で思考することに最適化された設計になってしまっている(日本語、といっても、厳密に言えば大分弁、もっと詳細に言うならば佐伯の方言なのだけれど)。

おまけ
大分県南部に位置する、「九州で一番面積が大きい市」である佐伯の方言は、大分弁の中でも南部方言や南部海岸方言に分類されるのですが、沿岸部で育った僕の話す南部海岸方言は、同じ九州の隣県(福岡、熊本、宮崎)出身の人や、同じ大分県内の北部や西部(日田とか中津とか)出身の人の話す言葉よりも、海運での交流が盛んだった四国や中国地方の言葉と似ていたりします。大学で知り会った友達でも、愛媛や山口や広島出身の人の話す言葉には親近感が湧きました。


だから、脳内で日本語を介さずに英語をインプットして、英語で思考・処理して、英語でアウトプットできるように、脳を再設計していかないといけない。


英語脳の構築、そのために必要なもの

俺は日英バイリンガルになりたいし、内定先の外資系企業で言語の壁にとらわれず活躍したいし、小さなコミュニティのためだけじゃなく地球全体とその未来を日々考え、選択し行動できるglobal citizenになりたい

そのための英語脳を獲得するには、英語圏の子どもが成長の過程で毎日英語に触れ、自然に語彙を習得してきたように、日常的に英語のシャワーを浴びる必要がある。

じゃあ、どうやって自然な英語に触れるか?

自分の大学生活にひとつだけ未練が残るとするならば、「留学に行けなかった」ことになるでしょう。
2020年度、2021年度の交換留学派遣生として内定しており、英語圏の工科大学へ留学する予定したが、C○VID-19の世界的流行により、2年連続で中止となってしまいました。
私費留学できるほどの資金的余裕もないので、海外で生活し、異文化に翻弄され、息を吸うように英語をしゃべる...といった経験を在学中にすることは絶望的な状況です。

日本でできることをやるしかありません。英字新聞の購読、大学図書館の洋書コーナーでの多読、Netflixでの洋画視聴、Native Campでの英会話、いくつか試してきた中で一番自分に合っていて、楽しんで取り組めているのが、冒頭で紹介したBlinkistによる英語多読です。


現在の取り組み

そんなわけで、日本語脳の束縛から解放され、英語で思考できるようになるための取り組みのひとつとして、Blinkistを利用した多読に毎日取り組んでいます。

Blinkistが自分に合っていた理由はこんな感じ。

1. 海外のサービスなので日本語が皆無
一部にでも日本語があると、日本人の自分の脳はその情報に飛びついてしまうので、Blinkistは日本語脳の寄与を排除できる環境づくりに役立ちました。

2. ネイティブのナレーションが聴ける
言語習得にリスニングは不可欠です。スクリプト付きで、性別もアクセントもさまざまなナレーターさんの声を聴けるのはとても嬉しいです。

3. 内容が面白く、好奇心と知的意欲が刺激される
ニュースはネガティブな内容のものが多いため、英字新聞は読んでいて気が滅入ることも多々あったのですが、Blinkistは様々なテーマの本(の要約)を読めるため毎日勉強になりますし、モチベーションも上がります。これまで62本のBlinkを読んできましたが、禅、ギリシャ哲学、GAFA、ジェンダー問題、経済学の歴史、自然との共生、朝活、組織と責任、部下への効果的なフィードバック、睡眠と脳科学、帝国主義と植民地の歴史…などなど、様々なテーマについて英語で学べるので、知見も広がりますし、幅広い分野の語彙が強化されます。語彙はあるトピックについて考え、議論するための土台になってくれます。

4. 無料でも毎日1記事読める
Blinkistは大好きなアプリで、課金したいところなのですが、今は金欠で...そんな貧乏学生にもBlinkistは優しくて、無課金でも毎日1本のコンテンツが読める・聴けるのです。日付が変わると読めなくなってしまうのも、必ず「毎日1本」読むためのペースメイクに役立っています。

5. 英語のレベルが個人的にちょうどいい
いちいち単語の意味を調べなくてもストーリーの趣旨は理解できる、でも知らない表現、馴染みが浅い表現もほどよく入っているので、無理なく楽しく成長できています。知らない表現が多すぎる文章は読んでいて苦痛(ちなみに、全体の30%の語彙がわからないと、文章の内容を全く掴めなくなるそうです)ですし、新しい表現が少なすぎると成長できないので、自分のレベルに合った教材選びは大切です。

などなど。わざわざ言うほどでもないけど優れている部分も多々あります(UIとか)。

英語脳を鍛え、語彙力を増強するためには、英英辞典の利用も不可欠です。英英辞典は説明も例文もすべて英語なので、自然な英語をたくさん読むにはもってこいなツールです。

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自分は大学受験期に、リンガメタリカ英検準1級 文で覚える英単語などを使って、かなり「英語を日本語で学ぶこと」を頑張ってきたので、意味を日本語と対応させて覚えてしまっている英単語・英語表現も多いのですが、英英辞典で何度も調べることで、その単語・表現のイメージを日本語から英語に上書きし、英語のまま理解することができるようになってきた実感があります。

ちなみに、note投稿を始めた3月17日から、今日までの45日間で、英英辞典を使って調べた英語表現の数は、通算3005個になりました。いちばん少ない日で36個、いちばん多い日で142個。平均すると、1日66個のペース。

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なんとなくわかったふりをしてやり過ごすのではなく、「知らない」「よくわからない」「思い出せない」「カタカナ英語とは意味が違うかもしれない」「知ってる意味とは別の意味で使われてる気がする」「似た意味のあの単語とは何が違うんだろう、どう使い分けるんだろう」という心の声に向き合って、毎日英英辞典を引き続けてきました。

語学習得に近道はない。というか、多分これが一番の近道なんだろうな。目の前の「わからない」を、一つ一つ解消していくだけ。



中間報告

今日4月30日時点で、読み終えたBlinkは63冊、note投稿は45日目、英英辞典で調べた表現は、通算3005個です。1日前と比較してもあまり成長の実感はありませんが、45日前を振り返ってみると、かなりのペースで成長していることを実感できます。継続は力って本当なんだな〜!嬉しい。

朝、着替えたり食事の用意をしながら、Blinkistの音声を流しているのですが、特に集中して聴き取ろうとしなくても、内容が頭に入ってくることが増えてきました。人は知ってる単語・表現しか聴き取れないので、食器を洗いながらリスニング力の向上を実感できたってことは、語彙力が増えたってこと。

dauntって単語を見たら、intimidateとかnervousとかless confidentみたいな、似た意味を持つ表現のイメージが浮かぶようになったのは、脳内に英語のネットワークが構築されつつあるってこと。

同じ表現を何度も使うのではなく、様々な類語を使って表現するのが英語圏の教養人のあり方なので、英語のネットワークが広がっていくことで、ネイティブにはおそらく幼稚に聞こえてしまっていたであろう俺の英語も、少しずつ大人っぽくなっていくんだろうと期待しています。


今後

2022年3月の大学卒業、そして2022年4月の入社まで残り11ヶ月。

Blinkistを利用した多読・英英辞典とのにらめっこ・noteへの投稿を、これからも続けていきます。2022年3月16日に、第365回の英語学習日記を書き切るのが目標です!

また、Blinkistと並行して、

・Distinctionでよりカジュアルな表現を身につけたい


・お金に余裕ができたら、オンライン英会話やりたい


・お金に余裕ができたら、TOEFL iBTやIELTSを受験して成長を確認したい

と思っています。ちなみに、現時点での所持スコアは次の通りです。

・IELTS 6.5(L6.0, R8.5, W6.0, S4.5) 2019年10月
・TOEFL iBT 93(R28, L21, S21, W23) 2020年6月
・英検1級 一次試験合格 2020年6月

IELTS 7.5点、TOEFL iBT100点のどちらかは卒業までに最低限取りたい。それくらい取れれば、日英バイリンガルって言ってもよさそう。

とはいえ、まずはお金を稼ぐことから。個人的にはここが一番の難関です。近場でアルバイト探さないと。



最後に

これからも毎日noteに投稿する予定です!皆さんにも、Blinkから学んだ内容や英語の面白さを、少しでもおすそ分けしたいと思っているので、読んでいただけると嬉しいです。

応援よろしくお願いします!

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