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英語学習日記 #42 "Love Warrior"

今回学んだアイディア
・過去の思い出がもたらす痛みに向き合う
・痛みの原因に向き合わず押し殺していると、周りの人を傷つけてしまう

こんにちは!
こちらの英語学習日記シリーズでは、Blinkistで新しく知った英語表現や英単語を中心に、個人的に面白かった、勉強になったポイントを紹介していきます。今日はその第42回です!


今日のBlinkについて

本日のBlinkのタイトルと著者はこちら。2017年に出版された1冊です。

Love Warrior by Glennon Doyle
- A Memoir -

bulimia(神経性大食症)、アルコール依存症、何度もどん底を味わった著者の赤裸々で等身大のエッセイです。結婚や出産・子育てを経ても自己嫌悪は消えず、苦しんでいた彼女は、悩みをFacebookに打ち明けたことをきっかけに有名ブロガー、ベストセラー作家になります。過去の痛みを無視するのでなく、勇気を持って向き合うことで、最終的には別居していた夫とも復縁し、良好な関係を構築している...という内容でした。が、後日譚を見れば、「Love Warrior」の出版後、夫と離婚してAbby Wambach(女性サッカー選手)と結婚したそうです!Abby Wambachさんのエッセイ、WALFPACK(女性のリーダーシップについて書かれた素晴らしい文章でした。また読み直したい)を以前Blinkistで読んだことがあるので、読書体験としてすごかったです。うわー、その2人が繋がるんだ!?って。


今日のBlinkから得た学び

今日のBlinkの内容で、個人的にためになったものを引用します。

But knowing something is one thing. Acting on that knowledge is something else entirely.

知っていることと、知識に基づいて実際に行動することは全くの別物だ。

Now, sitting on her yoga mat, Glennon starts to understand that reckoning with her pain is an act of courage. It’s an act of liberation, too. Because when we can’t give in to pain, we lose the ability to give into other things. Joy. Connection. And, of course, love. If you can’t give in to pain, how can you give yourself over to love?

Glennon(=著者)は、ヨガマットに座りながら、痛みに向き合うことは勇気のいることだと理解し始めた。それは過去から解放され、自由になるための行為でもある。痛みを受け入れ、認めることができない人に、他のものを受け入れられるはずがない。喜び、繋がり、そして愛。

心理学系のBlinkはいくつか読みましたが、痛みに向き合うのには勇気がいるって本当にその通りだな、と思います。以前の自分は、嫌な気分になったときは「頭を抱えて、嵐が過ぎるのをじっと待つ」ように過ごしていました。「嫌な気分」は、自分にはどうしようもない問題で、やり過ごすことしかできない、というふうに考えていました。Blinkistを通じてある程度心理学を学んだ今は、「嫌な気分」は自分次第でコントロールが可能な問題だと認識できるようになったし、前のように逃げたりやり過ごすのではなく、根本に向き合うようにしています。自己対話は大切です。

We’re taught that painful emotions are undesirable. We’re taught to repress them and, if anyone asks, to say that we’re fine. Pain is a problem that needs to be fixed, says society. Pain can be solved with consumerism, or sex, or money, or professional success.

私たちは、感情的苦痛は望ましくないものだと教わってきた。それらを抑圧し、人に聞かれても大丈夫だと答えられるように教わってきた。社会は、感情的苦痛は、お金、消費、セックス、仕事での成功で解決できると私たちに刷り込んできた。

But the pain we push away doesn’t disappear. It gets pushed onto the people around us. Glennon pushed her pain onto her family. Craig pushed his pain onto his wife. After a long time spent coming to terms with her pain, Glennon starts to wonder: What if our pain isn’t a problem but an invitation? After all, her pain had been her greatest teacher.

しかし、押し殺した感情的苦痛が消えることはない。それどころか、周りの人たちに押し付けてしまうのだ。Glennon(著者)は、自身の痛みを夫や子供に、Craig(著者の夫)は妻に押し付けてしまった。長い間この痛みと向き合ってきたGlennonはついに、「この痛み自体が問題なのではなくて、痛みは問題解決のためのきっかけかもしれない」と考え始めた。結局、彼女の苦痛は、彼女にとって最大の教師だった。

Thinking about the Journey of the Warrior, Glennon realizes that a warrior isn’t someone who doesn’t feel pain. It is someone who doesn’t keep the pain inside, but shows it to the world – and isn’t afraid to look at it. She hasn’t mastered pain. There are no guarantees she won’t meet it again and end up back on the bathroom floor. But the next time pain comes into her life, Glennon is ready to invite it in and meet it as a warrior.

戦士とは痛みを感じない人のことではない。戦士とは、痛みを内面に隠し持つ人ではない。戦士とは、痛みを世界に向かって見せ、痛みと向き合うことを恐れない人のことだ。Glennon(著者)は痛みを完全に克服したわけではない。またいつか、トイレの床に横たわっていたどん底の日々に戻るかもしれない。しかし、彼女の人生に次の痛みが襲いかかったとしても、Glennonには戦士として痛みを受け入れ、向き合う覚悟がある。


新しく学んだ表現とその使い方

a diet of sth[a large amount of a restricted range of activities]

Glennon was raised on a steady diet of Disney films.


in sb's good books[used to say that sb is pleased with you]


paper over[to try to hide a problem or disagreement in a way that is temporary and not likely to be successful]

問題をその場しのぎで隠す。

attend to sb/sth[to deal with sb/sth; to take care of sb/sth]


今日調べた単語

今日英英辞典で調べた単語・表現は次の61個です!ここに書いてある単語 = 今日初めて見た単語 というわけではなく、前から知っている単語も意識的に調べて、例文を音読したり、自分が知っている意味以外での用例を確認したりしています。

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蛍光ペンで線が引かれている単語・表現は、以前にも英英辞典で調べたことがあるもの、つまり今日のBlinkをきっかけに再会・復習することができた表現です。

ここまで読んでくださった方に感謝です!ありがとうございます!

明日も書きます!


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おまけ

内定先の社員や、内定者のみんなとのオンライン座談会があった。仕事の話を聞くと、残りの大学生活が限られていることを実感できるし、何より内定者のみんなが魅力的だから、もっと話したいし仲良くなりたいと思う。すごくいい刺激をもらえてやる気が出るから、定期的にこういう機会を持ちたい。

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