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英語学習日記 #2 "Think Again"

今回学んだアイディア
・Performance cultureとLearning cultureの違い
・task-based conflictとrelationship conflictの違い
・考え直すこと(過ちを認め、考えを改めること)の大切さ

こんにちは!

こちらの英語学習日記シリーズでは、Blinkistで新しく知った英語表現や英単語を中心に、個人的に面白かった、勉強になったポイントを紹介していきます。今日はその第2回です!

本日のBlinkのタイトルと著者はこちら。

Think Again by Adam Grant
-The Power of Knowing What You Don't Know -


今日のお気に入りフレーズ

今日のBlinkで、いいなと思った文章です。

In a constantly changing world, it pays to change your mind.

常に変化し続ける世界では、考えを改めることは利益をもたらす。

So whereas mediocre negotiators only arm themselves with reasons why they're right and the other person is wrong, the best negotiators also mention things on which they might actually agree.

二流の交渉者は自身の正当性と相手の間違いを並び立てて理論武装するが、一流の交渉者は相互合意が得られるであろう項目についても言及する。


興味深いエピソード

今日のBlinkで、へえ、そうなんだと思った研究/調査結果、歴史的事実等です。

A study on Italian startups found that founders who thought about their businesses scientifically gained more revenue and more customers than founders who didn't.

(自らのビジネスモデルを)科学的に仮説検証することができる起業家は、そうでない起業家よりも多くの収入と顧客を得ることができる。

Numerous studies have shown that the people who score the lowest on tests of logical reasoning and sense of humor, for example, also have the most overinflated view of their abilities in these areas.

ある分野(例えば論理的思考力やユーモア)のテストで最も成績が悪かった人たちは、それらの能力を最も過信していた(「面白くない人ほど、自分のことを面白いと思ってしまっている」という話)。

Relationship conflict vs Task-based conflict

Task-based conflict: 組織で何かを成し遂げるための、戦略と戦術に関する議論

Relationship conflict: 意見の相違に加え、感情的・個人的な好き嫌いによって関係性が悪化すること

最もパフォーマンスが高いチームは、task-based conflictを頻繁に(特にプロジェクトの初期で)する一方で、relationship conflictを起こすことはない(プロジェクトがうまくいかないときでも)。

逆に最もパフォーマンスが低いチームは、relationship conflictを常に起こしており、メンバーがお互いを嫌い合っているため、お互いのアイディアについて議論をする心理的安全性がなく、task-based conflictをすることはない。

Performance culture vs Learning culture
You might assume that organizations with a performance culture get better results, but research shows that companies with learning cultures are the most innovative, and make the least mistakes.

performance cultureの組織(各メンバーの最優先事項は結果を出すこと)では、メンバーは失敗して罰を受けることを恐れるあまり、リスクをとることができず、ミスをしても報告せずに隠してしまう→大惨事になる(例: NASAが成果第一主義だった2003年当時、結果としてSpase Shuttle Columbia Disasterが起こり7人の宇宙飛行士が亡くなった)。

learning cultureの組織(各メンバーの最優先事項は成長すること)では、現在のやり方が最善かどうか常に再考するため、失敗や問題は発見・特定され解決される。メンバー自身も、その総和たる組織も常にアップデートされるため、最もイノベーションが起こりやすく、ミスが起こりにくい。


Tesla, Inc.のElon Musk氏も次のように言っていますが、失敗をオプションとして許容する寛容さがイノベーションには不可欠だということを今日のBlinkで改めて確認できました。

Failure is an option here. If things are not failing, you are not innovating enough. - Elon Musk


勉強になった表現

anti-vaxxer

反ワクチン主義者。vaccineをvaxと省略するみたい。

sensible

sensibleの持つ、[able to good judgements based on reason and experience rather than emotion]の意味は知っていましたが、[useful rather than fashionable]という意味があるとは!

sensible clothes/shoes などで、お洒落よりも実用性に重点を置いた服/靴という表現ができるようです!

hone[to develop and improve sth, especially a skill, over a period of time]

時間をかけて(スキルを)磨き上げる

instill[to gradually make sb feel, think or behave in a particular way over a period of time]

時間をかけて(価値観、行動様式、思考回路etcを)醸成する

humility[the quality of not thinking that you are better than other people; the quality of being humble]

humiliateから連想して、「恥」の意味だと勘違いしてました...!(humiliateの名詞形はhumiliationでした)

humilityは謙虚さを意味するポジティブなワードなんですね。

reel off[to say or repeat sth quickly without having to stop or think about it]

昨日のBlinkに名詞として登場したreel。今日はreel offで「よどみなく述べる」といった意味を持つ句動詞として登場です。

arbitrary[not seeming to be based on a reason, system or plan and sometimes seeming unfair]

how arbitrary those beliefs(= white supremacy) are という文脈で登場。日本語にすると、「白人特権という信仰がいかに"デタラメな"ものか」というような意味になるでしょうか。

単語帳では、「恣意的な」、「任意の」といった意味で覚えた気がしますが、今回はその訳では通じませんね。

言語は一対一対応ではありませんから、無理に日本語に訳すのではなく、英英辞典で英語のままのニュアンスを覚えて、使うことが大切だなあ、と感じます。


今日調べた単語

今日英英辞典で調べた単語は次の52個です!春休みで時間もあるので、前から知っている単語も意識的に調べて、例文を音読したり、自分が知っている意味以外での用例を確認したりしています。

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Blinkの内容も、新しく知った英語表現も、学びがあり面白かったです!

明日も書きます!


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