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英語学習日記 #22 "Change Your World"

今回学んだアイディア
・世界を変える方法
・リーダーシップと、草の根運動。両方とも不可欠

こちらの英語学習日記シリーズでは、Blinkistで新しく知った英語表現や英単語を中心に、個人的に面白かった、勉強になったポイントを紹介していきます。今日はその第22回です!

今日のBlinkについて

本日のBlinkのタイトルと著者はこちら。

Change Your World by John C. Maxwell and Rob Hoskins
- How Anyone, Anywhere Can Make a Difference -

今日のBlinkでは、世界を変える方法について学ぶことができました。ここで大雑把に説明するとすれば、次のようになります。
①現実に対する絶望や、自分は無力だという思い込みを捨てて希望を持つ
②小さい行動を起こすことから始め、大きなムーブメントのきっかけを作る
③仲間、チームをつくり協力する
④情熱だけでは続かない。目的とリーダーシップが必要
⑤嫌な奴についていく人はいない。精神性を磨き、人格を高める
⑥個人の価値観とチームのビジョンについて話し合い、メンバー個々の課題を明確にする
⑦効果を客観的に測定し記録する。「やった感」だけではダメ

詳しく知りたい方は、Blinkや原著を読んでみてください。個人的には①と④の内容が刺さりました。ここでは、④の話だけ少し書いておきます。

トップダウンのリーダーシップとボトムアップの草の根運動の両方がなければ、ムーブメントは成功しないそうです。トップダウンのリーダーシップがないために失敗に終わった例として、2011年のThe Occupy Wall Street(様々な意見を持つ参加者の統率が取れず失敗)が、ボトムアップの草の根運動がないために失敗に終わった例として、2020年のマイケル・ブルームバーグの米国大統領選撤退(他の候補者を優に上回る選挙資金があったものの、支持が得られず失敗)が挙げられていました。
ちなみに、リーダーシップと草の根運動がどちらも揃っていて成功した例として挙げられていたのは、キング牧師のリーダーシップによって市民が人種差別という不正義に声を上げ、1964年に公民権法を成立させたエピソードです。キング牧師が暗殺され、運動のリーダーが新たな(リーダーシップの弱い)代表に変わってからは、運動は次第に弱まってしまったそうです。

新しく学んだ表現とその使い方

make a difference[to have an effect on sb/sth]

We all have the potential to make a difference, but we get overwhelmed by the immensity of the world's social problems and end up doing nothing at all.

誰もが、何かを変えることができる可能性を持っているが、世界の社会問題の巨大さに圧倒され、何もしないまま終わってしまう。


demoralize[to make sb lose confidence or hope]

But you can't afford to get demoralized or wait for other people to solve the world's problems.

(大量の絶望的なニュースに押しつぶされそうになっても)自信や希望を失ったり、誰かが世の中の問題を解決してくれるのを待ったりしている余裕はない。

moralize[to tell other people what is right and wrong especially in order to emphasize that your opinions are correct]とは似ていますが、対義語の関係にはありません。

buy into sth[(informal) to believe sth, especially an idea that many other people believe in]

We place artificial limits on ourselves when we buy into the belief that we can't change the world.

「私たちに世界を変えることはできない」と信じ込んでしまうと、自分自身の可能性を制限してしまう。

in one fell swoop[all at the same time; in a single action, especially a sudden or violent one]

Sure, you may not be able to solve world hunger in one fell swoop, but you can make a valuable contribution.

もちろん、世界の飢餓問題を一挙に解決することはあなたにはできないだろうが、それでも価値のある貢献をすることはできるはずだ。

catalyst[a substance that makes a chemical reaction happen faster without being changed itself; a person or thing that causes a change]

Become a catalyst for change by starting with small actions.

触媒」。上の例文では、二つ目の意味(状況を変えるきっかけとなる人)で登場しています。電気化学を扱う研究室に入ったので、今後この単語とは論文等で遭遇するかもしれません。

out of the blue[unexpectedly; without warning]

A printing company contacted him out of the blue; they asked if his company could help them to create plastic face shields - shields that were desperately needed by medical workers.

ある印刷会社から突然、当時医療従事者が必要としていた、プラスチック製フェイスシールドの製造を支援してほしいと連絡があった。

直訳すると「青の中から」ですが、予期せずに天気が快晴(青い空)から急変することに由来する表現のようですね。「青天の霹靂」という表現と似ていますね。

too many cooks spoil the broth[if too many people are involved in doing sth, it will not be done well]

コックが多すぎるとブイヨンが不味くなる
おもしろいことわざですね。大人数だと物事がうまく進まないことや、責任範囲の明確化の重要性を伝えたいときに使える表現です。日本語では「船頭多くして船山に登る」と言うそうですが、日常会話では聞いたことがありません。


今日調べた単語

今日英英辞典で調べた単語・表現は次の63個です!ここに書いてある単語 = 今日初めて見た単語 というわけではなく、前から知っている単語も意識的に調べて、例文を音読したり、自分が知っている意味以外での用例を確認したりしています。

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蛍光ペンで線が引かれている単語・表現は、以前にも英英辞典で調べたことがあるもの、つまり今日のBlinkをきっかけに再会・復習することができた表現です。

bombard(ed)とingrainedはもう3回ずつは見たな。そろそろイメージつかみたい。

ここまで読んでくださった方に感謝です!ありがとうございます!
明日も書きます!

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