これで解決しよう!余計なことを考えない秘訣ーヨガ哲学を日常生活に。

 普段、いろんなことで悩んでしまうことありませんか。『こうすればよかった』、『これであっているのかな』。
ヨガ哲学の中で、自分の行為に没頭することで、それを解消しようという考え方があります。自分も実践している方法です。あれこれ悩んで、取り越し苦労している時間をなくしたい人へ。

自分のすることに専念する。それだけ

ヨガ哲学では心の平和を保つ知恵の一つに、心の動揺をさせない、自分が惑わされない方法を説いています。

自分の持っている仕事、役目に没頭することを専念し、いかなる結果に対しても平等心を保つ。自分の行為を洗練させ、その後の成り行きを求めない。執着しない。

そういった思考を持つことで、自分の言動を後悔したり、思い返すことを断ち切る考え方になります。

この話を聞いた時、正直、頑張って事を成し遂げても、後悔することは普通にあるし、それがあるから学ぶことができると思っていました。でも、仕事で悩んできたことを断ち切りたいと思い、実践したことで理解することができました。


自分の言動が適当、中途半端だと気になりだします。

私の仕事は、正確かつ慎重そして、速さも求められます。それに業務量をこなさないといけません。

そのため、ただ業務をこなして終わらせると、会社を出た後も『あれ、大丈夫だったかな?』と振り返ってしまい、プライベートを無駄に過ごしたことが幾度もありました。そんな不安を立ち切りたいと思い、このヨガ哲学の実践に踏み切りました。

まずは、自分のすべきことをやり遂げること。そして、やり遂げるためには、仕事を終えた時に浮かんでしまう心配ごとを解消することです。私の場合、期日と確認不足が原因で、引きずることがよくありました。

基本的なことですが、一つ一つの業務の確認は怠らない。リマインドすることは、メモで見やすくPCでしっかり設定しておく。そして、机の上をキレイにしておく。これだけです。期日についても同様です。神経質になっていたときは、指差し確認までしていました。

ここまでしておくと、万が一自分がミスをしても、すんなり相手に事情を説明し、謝り、代案を提示する行動に移せています。素直にミスを認める自分がいることに気づきました。

人間関係も同じ。今いる人と楽しむことを優先

私は人との関わりあいは得意ではないので、自分を好きでいてくれる人を大切にしています。なので、自分と会ってくれる人との時間は大事にしているつもりです。

もちろん、相手の顔色をみて話すこともありますが、それは、相手の様子をみるだけ。自分が嫌われたくないとか、ご機嫌をとるようなことはしていません。むしろ、読み違いが多く苦労するタイプです。だからこそ、人と一緒にいる時間を楽しむことに専念しています。

そうすると、友達から約束を断られても気にしません。会ったときに楽しんだから。恋人、パートナーでない限りそこまで執着しません。みんな自分の都合があるのだし、その都合を割いて会ってくれたのだから。

ドタキャンで空いた時間は、自分のしたいこと、しなきゃいけない時間に充てています。最近は『そうだ!アレ忘れていた』が多いので、まったく気にしなくなりました。

重要なのは何事にも期待しない。

この知恵の意図は、やり終えた瞬間によかったと思えること。自分の行動に見返りを求めないこと。

逆を言えば、相手からの反応や行為の評価(良い、悪い)を期待するから、それに執着しがちです。いつも、考えちゃう自分に気づくと、まだまだやり切れてない!と思うようにしてます。

この考えは少し粗療法なところがあります。いきなり何事にも期待しないのは、多少の勇気と気力が必要だと感じるので、ちょっとしたことから、初めてみることをおすすめします。

私は、電車の中で他人に席を譲ったり、同じタイミングで列に並ぼうとした人に譲ったりする時に、相手のリアクションを期待しない練習をしていました。すぐに慣れて、そのうち相手の行動はどうでも良くなります。そこから、少しずつ自分の行動に移すと実際しやすくなります。

私もまだ道半ばなので、事がうまくいかない時もあります。そんなときは、落ち着いたら振り返ります。そして、あの時適当だったからそうなったんだ。と反省し、次にいかそうと改め、悩んでいる時間を減らしています。

これで、少しでも皆さんの気持ちが解消されるといいな。と思いながら、今日も今のことに集中して過ごします。

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