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【暮らし】今の暮らしを、うけとめる。それが自分らしい。

いつでもだれが来ても大丈夫、サッシの隅までピカピカです…

そんな暮らしが全ての人の正解ではないと思う。
わたしは、ね。

最近、自分の日記に「暮らし」という言葉がよく出てくる。
だからといって、映えるようなインテリアからは縁遠いし、床に物が落ちていなかったこともない。
裏返った靴下を、色々な部屋から集めるのもいつものこと。

そんな私でも、暮らしが気になっている。
なぜだろう、とノートに書いたままになっていた。

そんな昨日、本棚にずっと読んでいなかった雑誌が目に止まり、気分転換にパラパラ読んでみた。

暮らしにまつわる本を手にする喜びのひとつは、そこから得た発見や楽しみが、ささやかな日々の過ごし方に、心地よい変化をもたらしてくれること

&Premium 暮らしの本。. 2023.9.p20

そうか…。
見逃してしまうような毎日の暮らしを、本では言葉にしてくれる。
暮らしを言葉にすることは、自分をわかることに近い気がする。

暮らしには、人の美学がでると思う。
仕事で、お宅に訪問した時もそう。

物が多い家は、大切な思い出がいっぱいともいえる。
キレイに整った家は、それで自分を保っている危うさもある。

暮らしには人がでる。
それを知るのがまた面白い。

そして、毎日同じ家にいられるということは、どんな状態でも自分なりのお気に入りがあるということだとも思う。

おもちゃが全ての部屋にまんべんなく散らばっていても、空をながめる窓やひととき椅子に掛けて飲む紅茶に、私のスペースを感じる。

キレイでも、映えなくても、その日を過ごしている。
暮らしに見えるその人らしさを思うと、それだけでいいのでは?

…と、今日も散らかった部屋を横目にちょっと言い訳してみたり。

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