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ドラマ『金魚妻』レビュー

全話イッキ見しました〜

視聴後、切ない余韻に引きずられています、、。

エピソードとしては、弁当妻と頭痛妻がよかったです。外注妻も悪くなかったかな。

いろんな不倫の形が示されるけど、1番心に残った言葉は、

「法律は、人間の都合で作られたものだから、本当のところはわかりません。でも金魚にとっての幸せがなんなのか、考えなくなったら、金魚は不幸になる」ー

不倫について、一家言聞かされたなぁって、おもいました。

私たち夫婦も、相性がよくなくて、たくさん悩むことがあるけど、お互いの幸せの形を模索できているという点においては、幸せなのかもしれません。幸せを放棄したくないし、してはいけないのだと思うのです。

金魚妻には「ツインレイ」という言葉も出てきます。最近、流行ってるとは思ってたけど、人気作に出るとは、ついに市民権を得る言葉になったのかもしれませんね。風の時代になって、世間の価値観が変わってきているのかなあ。

鈴木杏樹さん、久しぶりに見ました。最後に登場した杏樹さんへの、リスペクトと許しが、世間への強烈なメッセージにも思えました。もちろん、主演が篠原涼子で、生々しい離婚調停のシーンまでもが描かれたことも。そして、『Aitai』の加藤ミリヤが手がけ、篠原涼子が歌う主題歌も、すべてふくめて。この芸術性とメッセージ性の強さが、世間に対する、『不倫愛』の、潔い挑戦状のように受け取れ、私はブラボーと、思いました。


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