【会話のズレ】思い込み
コミュニケーションの中で認識のズレが起きる原因として主なものとして3つ。
①知識格差
②反射
③思い込み
③思い込みについて。
ズレを生み出す原因の、おそらく1番の主軸となる原因であり、同時に1番厄介な問題だったりします。
①知識格差については、乱暴な言い方ですが、ある程度の個々の努力で最低ラインに辿り着くことはできます。
②についても、確認作業について、いくつかある手法から、ロジカル的な方法での対応も可能です。
ですが、この思い込みというのは、本人たちに一切の悪気もなく、本人たちの中の価値観や常識に縛られるものです。
特に人間とは、自分の都合の良いことしか聞かない生き物とも言われています。
そのため、自己解釈が起こり、
ひどい時は、考え方が違う。とズレを埋めることを諦める事態につながることもあります。
考え方が違うなんて、当たり前だろうが!
同じ考えの人間なんて、いねーよ。同じだって思い込んでるだけで、そんなもん妄想だ!
って言いたくなるんですが。
ここで大事のは、もちろん②の反射に対する対策と同じで確認作業による手法もあげられのですが、
何より念頭に置いておかないといけないのは、
前述しました、考え方が違う、です。
みんな違って当たり前、だから、自分の認識(思い込み)を疑うことが必要になります。
疑うと、確認が自動的に必要なものと気づけます。
私たちは同じ思いを共有する仲間でもファミリーでもありません。
私たちは異星人同士で、違う文化の対立の中でも、なんとか穏便に暮らそうともがいている生き物です。
↑あくまで心構えです。
ズレを埋めていくのは相互理解でもあります。お互いの歩み寄りも必要になりますが、相手が協力的ではなくても、できることはあります。
コミュニケーションのズレが無くなることはなくても、向き合っていかないといけないことだと思います。