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厄介案件精査

噛み合わない考え方というのは常にあります。

一番それを感じるのは、誰も担当したくない面倒な長い付き合いの案件ユーザー。
10年以上前に、当時の担当が売ることだけを考えて販売して、契約だけ残って厄介案件として残る客。それは、どんな会社にも存在しています。

そういう会社との、契約を契約満了時に終わらせること。これもまた、仕事の一つだったりします。会社への負荷、コストとしては、金額的にはとても割に合わないケースも多いため、そろそろ他に変えてくださいね、と話をしないといけない。

ただ、そういった会社は、そのへんの考えが理解できないようで、
今まで他を検討せずに使い続けてやったと言ってきます。

いや、だからこの機会に他も検討してね。

って言っても、実際そういうことを言う客に限って、他に変更する気は薄かったり、その上であまり金を出す気もないところが多かったりします。

お客様を厄介ということ自体が良くないと言うのは日本の美徳なんでしょうが、それは美徳ではないです。それが結果、言った者勝ち、好き放題のシステム投資によるコストの圧迫、ブラックボックス化したシステムによる社会への影響を生み出している一つの要因になっているように感じます。

わがままを許すことを美徳とは、さすがにもう言えないですよね。

今の時代、面倒な客は競合他社に押し付けろ。とは言われますが、嫌なところはどこも嫌ですよね。
冷たいと言ってきますが、だいたいそういう人たちは自分たちが見えていないケースが多く、冷たくされることを自業自得とは考えないものです。気が付かないのでしょうね。

見放されていくのは、売る側ではなく、買い手の時代にもなってきています。

時代にあわせて、変わっていくことも大切。そんな時代に、だいたいみんな自己都合で考えてしまい、自分が見えなくなります。
周りから見放される側にだけはならないように、付き合いのある先と関係性きついては気をつけていきたいです。

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