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少数の法則

自分自身の傾向で、会議をあまりしたくない人間です。特に定例会議や人数が多いもののほとんどを無駄だと思っています。

特に参加人数が多い会議は、参加しているだけの人が発生しやすいため苦手、それでも人員の選出はなかなか難しく、とりあえず集めた会議が日々行われていることも否めない現状です。

ただ、少数による意思決定についても、問題点があると最近は感じるようになりました。
少数による意見交換は、人数が多い時よりも意思決定が早いメリットがありますが、個々の意見が強くなるため、意見への偏りが必ず発生します。

最近知った言葉なのですが、少数の法則という確率論の法則があります。
1コインを投げて裏が出る確率は五分五分ですが、10枚のコインを投げた時よりも100枚のコインを投げるほうが確率が50%に近づくと言うもので、
確率的に多ければ多いほど偏りが減っていくという、言われてみれば当たり前の話なのですが、
多くの人が見落としやすいもののようです。

人の意見について確率論だけで話せることではありませんが、決まった人間ばかりで意見を交換し合うと必然的に偏った方向に向かいます。

年度末に向けて会議予定が増えてきたこの時期に、自分も偏りばかりに目が向いていないか、時に立ち止まって考えないといけないと感じました。

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