子供は叩いてはいけない

今日は暴力連鎖について書いていきたいと思う。よく親から暴力受けて育った子は同じ様にする巷では言われている。

私はそうは思わない。

だって私子供叩かないもん。殴られて育ったけど。
(「ソースは俺！」みたいな幼稚園児的理論で申し訳ないと思うけど、こういう存在がいるってだけ知ってほしい)

私は殴られて育った。兄弟等しく叩かれていたらまだ躾という親の嘘に騙されていたかもしれないが、母は弟だけは殴らなかった。大事にしてたもんね。

うちの母は頭しか殴らない人だった。大きくなって、あれはアザが残らなくて、たんこぶになっても髪の毛で隠れるからだと気がついた。子供を殴る人でなしの癖に変なところ知恵を使う。タチが悪いなー。

こんなふうに殴られて育った私だけど自分の子供は絶対に叩かない。

理由は2つある。
１つは暴力で躾けても意味がないことを知っているからだ。うちの場合躾というより八つ当たりの側面が強かったせいもあるのかもしれないが、なんで殴られたかなんて一個も覚えてないね！
殴って育てても意味がないと身を持って知っている。

2つ目はあの力で子供を叩くことは私にはできない。私が受けた痛みを娘にぶつける？そんな事私にはできない。
私の場合、3歳ぐらいの時には殴られていたけど、よくあんな力で子供を殴れたなと母親の理性のなさに感心してしまう程だ。

だから私は子供は叩かないし、殴らない。

全然関係ないけど曼荼羅に必死の娘

躾と称した隠れ蓑に隠れ、暴力を肯定化している人についても言及したい。

以前、保育士3人による虐待事件が話題になったことがあった。最終的には逮捕され、実名報道までされていた。

みんな怒っていた。とても怒っていた。実名報道される前は実名出せ！犯罪！保育資格剥奪しろ！という意見もあった。

怒っていた。それはそれはみんな怒っていた。

私はここで一つ不思議に思った。
以前、家庭内の体罰が厳罰化された時に、一定数居た体罰肯定派はどこに行ったのだろう。

言っても聞かない子にはこうするしかない！
しつけを虐待とか大袈裟にいないでほしい！

あいつらはどこに行った？もしかして保育士許さん！組に紛れていたのだろうか？
誰か1人でも『口で言って聞かない子には体罰も必要です！保育士たち悪くないです』派が出てこないと辻褄が合わんだろと不思議だなぁと、バチャバチャと鯉が餌をねだる騒がしい湖面を眺める気持ちで居た。

みんな騒いでいるけど私が探してる鯉いないんだけど…

他人の子と自分の子は違うに決まってるじゃない！？っていう人
今、躾か暴力の話してるからね。あの保育士さんたちも「エスカレートしてしまった」って言ったましたよ。初めは躾のつもりだったんじゃないですか？
自分は良くて他人をダメという耳障りの良い話してないですから。

小さな子供、逃げ場のない空間。

あの保育士さんたちが作り出した空間は子供にとって地獄だったと思う。
家庭内でそれを作り出すかどうかは親にかかっている。

躾と称して子供に手をあげる親全てに問いたい。　　

どうして暴力を振るうのですか？

子供にとって地獄の空間を作らないでください。そしてそれが正しい躾であると思うなら自分と同じ様な事をした保育士さんをあの時、庇ってください。

そんな時だけ水面に出て餌をねだる騒がしい鯉になったり、湖底に潜って息を潜めたりしないでください。

最後まで戦え卑怯どもたち。あんたら大人の服着た子供だよ。いや、子供以下だよ。子供だってもっと信念持って生きてたり、理性的な思考ができる子いるもの。何か得体の知れない生き物だわ。

まぁ暴力の連鎖なんてないんだよ。あの保育士さん、体罰はしつけ派の人が全員殴られて育ったとは思えないし、何より私が違うかならな！それだけで暴力の連鎖なんてねーよって言える。

最後は雑な文章になってしまった。まとまりもないけど、言いたいこ事は伝わるだろう。それでいいや。公開する！