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小さな神社の思い出〜往復書簡〜

※この記事は、私と碧魚さんとの往復書簡となります。盗み見てぜひ楽しんでください。過去の手紙のやりとりはこちらからご確認ください。
https://note.com/sabaryo/n/n9dc25d92c6d0



拝啓 碧魚まりさま

 noteでのお手紙もいいものですね。待っている時間も次はどんな返事が来るのだろうか、どんな過ごし方をされているのか、など勝手に思いを巡らせながらいると、あっという間に時間が過ぎています。
 私が自然の移ろいの中で眠りこけている間、碧魚さんは異動があったのですね。このご時世では、違う土地に移り住むのも大変なご苦労があろうとお察しします。
 早く失われた心を取り戻されて、飾られたお花や作られたポストカードなどをnoteで公開していただけることを願っています。
 さて、ご質問をいただいておりました。私のお気に入りの場所は?と言うとこですね。

 それは、実家近くにある小さな神社です。小さい時によく友達と遊んだ場所。祭りがあったり、相撲大会があったりした場所。子どもの時だけじゃなくて、大人になってからも神社で酒を飲んだり、集まりがあったり、祭りの手伝いもしました。そんな思い出深い神社がお気に入りです。そこには友達との思い出、家族との思い出が冷凍保存してあって、行けばすぐ、解凍されてその都度、新鮮な安らぎを得られます。

 実はその神社は、天満宮でして、怨霊になった菅原道真を鎮めるための神社ですが、いまでは僕の心を鎮めてくれています。
 またそこには大きな古木のイチョウがあります。(幼稚園の時に8人くらいが手を繋いでやっと囲めたくらい太い幹なんです!)
そのイチョウは秋には黄金色に輝いて、ぎんなんを捧げてくれ、心と体を癒してくれます。
 イチョウは燃えにくいため、神社仏閣には多く植えられるそうですね。小学校の時、掃除も大変そうな木をなんで植えるのだろうと思っていたため、その実用的な理由に少し驚いたことを覚えています。

 ところで、私はこのnoteでの往復書簡で、碧魚さんのパーソナルな部分をお聞きしたいと思っています。(たぶん、この書簡を見ていただいてる方も知りたいはず)
なので、少し、踏み込んだ質問をさせていただきます。テーマも「春」から「夢」にうつらせていただければと思います。


 碧魚さんの子どもの時に願っていた「将来の夢」は何でしたか?実現されたのでしょうか?
なりたかった自分と大人になった自分。ギャップがあるとすればどんな風に折り合いをつけておられますか?

 異動された場所はまだまだお寒いとのことですので、体調には十分お気をつけてよい春をお過ごし下さい。

鮎太より


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