ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #11(ラフロイグ 10年)
『アーティストたる人格』
彼女を一言で表すとすれば、「我が道を行く」タイプだ。
個性というのは、強ければ強いほど好き嫌いが分かれるものである。
そして、彼女の印象も賛否両論。
苦手なひとからすれば、近寄ることさえも毛嫌いされる。
しかし、彼女には中毒性のある強烈な魅力がある。
たとえ反感をもつひとがいたとしても、彼女を取り巻く大勢のファン(一種の信者ともいえよう)たちが鉄壁の防御力をもって、それらの喧騒をかるく跳ね返してしまうだろう。
一線を超えたアーティストと