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ウイスキーを女性に喩えるシリーズ

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今夜もモテたなぁ。
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2020年5月の記事一覧

ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #8(ロイヤルロッホナガー)

『人間は賢くなったかわりに、もっと大切ななにかを失った。』 僕には彼女がいない。 だけど…

MOON
4年前
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ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #7(ザ・マッカラン 12年)

『ザ・高嶺の花』 彼女は、家柄がよく、 教育熱心な家庭ではあったけれど、 あたたかく、恵ま…

MOON
4年前
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ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #6(ラガヴーリン 8年)

『君は、若いときから綺麗だった。』 大学に入って2年目の秋。 僕たちは出逢った。 目が覚…

MOON
4年前
7

ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #5(カリラ 25年)

『強さは、時にジレンマとなる。』 オフィス街を颯爽と歩く彼女の姿は、 冬に吹く春風のよう…

MOON
4年前
4

ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #4(ニッカ カフェグレーン ウイスキー)

『女性は、意外性そのものである。』 夏になると、飛び出すように海へと向かい、 太陽に照ら…

MOON
4年前
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ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #3(シーバスリーガル 12年)

『初恋は、バニラの匂いがした。』 おたがいに初めてだから、ふるえていた。 触れたところか…

MOON
4年前
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ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #2(BLACK & WHITE 50s)

『海でさえ、年をとるのだ。』 母というのは、なんと大きいことだろう。 おだやかで、あたたかく、 底無しの強さを秘めている。 その肌は、触れると抵抗なく沈み、 包み込むようにあなたを許してくれる。 なつかしい匂いのベールを身に纏い、 いつもあなたを安心させてくれる。 海のように広く、深い愛情。 その目は慈悲深く、 内側から光を放つようだ。 そんな偉大なる母は、 年を経ても変わらずその大きさを保っている。 輪郭が掴めないほど寛大で、 ぼんやりとした記憶。 ===

ウイスキーを女性に喩えるシリーズ #1(ラガヴーリン16年)

『長年連れ添った妻は、僕の最高のパートナーである。』 まるでスプーンを重ねるように横たわ…

MOON
4年前
7