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2024/01/18(木)。日記。稽古できず。出汁巻玉子。ごめんね、おかあちゃん。

雨がぱらぱら。

家のことが忙しく、歌の稽古は結局ほとんど出来ず。

夕飯に、ほうれん草とゆで豚のマヨネーズ和え。
簡単だが美味い。
出汁巻玉子も評判よしで嬉しい。

僕が初めて出汁巻玉子を食べたのは、親父が作ってくれた出汁巻玉子。
小学2~3年の頃。理由は忘れたが母親が不在の日があった。
姉妹もいなかったのかな?僕がひとり、親父の作った食事を食べた記憶がある。

その時親父は、自分で電気式の魚焼き器を買ってきたのだった。
ガラスの小窓から中を覗くと、赤外線というのだろうかオレンジ色の熱で調理するやつだ。
それで鮭かなにか切り身を焼き、たまごやきも四角いフライパンで作ってくれた。

それが異常に新鮮で美味かったのだ。

そのことを、母親に話した。
「おとうちゃんの作ったおかずがものすごく美味しかったで!」

何度かは、「ふーん、そうなん」と笑って聴いてくれたが、
僕もしつこかったのだろう。
何度目かに同じことを言ったとき、母親は急にキツイ口調になって
「そしたら、いつもお父ちゃんに作ってもらいっ!」とキレたのだった。
めったに見せない母親のお怒りぶりに驚いた僕は、
「この世の中には、言っていいことと、悪いことがある」ということを学んだのだった。

というか、眼の前の話し相手を他のだれかと比較してどうこう言うのがよくなかったのだろう。
これは誰もがやる失礼な行為だよね。よくないと気が付かないと一生やるよね。
ごめんね、おかあちゃん。

僕もよく、売れているプロの歌手と比べられて、誰々の方が上手いとか言われて悔しかったなあ。まあそれで頑張る人や、やる気をなくす人や、鬱になる人や、いろいろまたいるのだろうけど。
それぞれ生き方だな。

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