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能面タイムスリップ

久々に下関まで行く用事があり、せっかくだから能面ポートレートを撮ろうと撮影場所を探していた。

ちょうど年末まで関門ノスタルジック海峡フォトコンテストなるものが開催中ということで、今回のテーマはノスタルジック。
下関、唐戸付近はレトロな洋館が立ち並びとてもお洒落な雰囲気が漂っている。
今回私も定番の旧秋田商会ビルや旧下関英国領事館辺りで撮影するつもりでいた。

しかし、行きしな唐戸商店街を歩いているとあるものが目についた。

**唐戸昭和れとろ館Kōeiy@ ** **

あ…レトロだ!
ものすごくレトロ。
意外なところにレトロ。

覗いていたら店主の方が快く迎え入れてくれました。
最初は二台の車に目が行きましたが見渡すと目覚まし時計にトミカ、レトロラジオ(と思しきもの)がずらりと棚に並んでいる。

何なんだここは…!!
興奮していると良かったら二階もどうぞと奥に案内してくれました。

幼い頃、祖父母の家にあった扇風機に昔のドラマや漫画などで見かけたようなテレビ。
1台ならまだしもこれだけの数である。圧巻だ。

また別の一角にはちゃぶ台にテレビ、掃除機などがあり昭和の居間が再現されている。
せっかくなのでお邪魔してみた。

能面もすっかり昭和の空気に馴染んでいる模様

写真には収められなかったが大量の象が踏んでも壊れない筆箱やケロヨン達、ルーレット式おみくじなど唆られるものがあります。

これだけのものを用意するのにどれくらいの時間が掛かったのだろうと思い尋ねてみるとやはり十数年はかかっている模様。
洗濯機もありますよ〜 と仰るので見せてもらった。

洗濯機も面白いけれど、個人的には上に飾ってある下関市街新地図が興味深い。
さりげなくウォーターサーバーが置いてあるので時代が令和だと言うことを実感できた。

もっとじっくり見学したかったのですが、帰らなければならない時間が来てしまったので後ろ髪を引かれつつ帰ってきました。
(能面は素敵な写真が撮れました)

ちなみにこちらのアンティークギャラリー、こじんまりしていますがとても見応えがありなかなかおすすめなのですが残念な事にwebサイトなどはない模様。

だいたい週末の正午〜午後3時頃まで空いているとの事です。

下関、唐戸方面を観光される際にはおすすめです。