2022 他チームを分析、今年のJ3を展望

シーズンが徐々に近づいてきています。
土曜日にはスーパーカップも行われて、J1、J2はもう来週というか次の土日に開幕します。

そこで情報はやや弱いながら、J3を戦うカターレ富山以外のチームを北から順に私なりに紹介します。

ヴァンラーレ八戸(13位)
 前年チーム得点王 FW上形洋介(6点、→北九州)
 前年最多出場選手 MF前澤甲気(28試合2,496分)
 主な新加入選手 DF藤井航大(岩手)、MF有馬潤(今治)、宮尾孝一(今治)
 主な移籍選手 FW上形洋介(→北九州)
 元カターレ富山 GK服部一輝(←福島)、MF萱沼優聖(←鹿児島)、MF佐藤和樹

最終的に下位に低迷した八戸。
積極的に補強したと言われており、戦力はアップ。
よく知る萱沼、元今治の有馬とか要注意です。

福島ユナイテッドFC(5位)
 前年チーム得点王 FW樋口寛規(9点)
 前年最多出場選手 GK山本海人(26試合2,340分)
 主な新加入選手 DF大武峻(磐田)、鈴木翔登(富山)、MF新井光(湘南)
 主な移籍選手 DF鎌田翔雅(→富山)、FWトカチ(→栃木)
 元カターレ富山 DF鈴木翔登

去年躍進した福島は、トカチと鎌田の穴は埋められるか。

いわきFC(JFL 1位)
 前年チーム得点王 FW古川大悟(11点)
 前年最多出場選手 MF山下優人(30試合2,880分)
 主な新加入選手 FW有馬幸太郎(栃木)、GK田中謙吾(長野)、田中勘太(富山)
 主な移籍選手 DF奥田雄大(→宮崎)
 元カターレ富山 GK田中勘太

J参入のいわきFC。
昇格前から注目されていたチームは旋風を巻き起こすか。

Y.S.C.C.横浜(8位)
 前年チーム得点王 FWンドカ・チャールズ(6点→岐阜)
 前年最多出場選手 MF土館 賢人(28試合2,457分)
 主な新加入選手 MF松井大輔(無所属)
 主な移籍選手 FWンドカ・チャールズ(→岐阜)、DF池ヶ谷颯斗(→長野)

昨年躍進したYS横浜は監督が交代してどうなるか。

SC相模原(J2 19位)
 前年チーム得点王 MF藤本淳吾(7点)
 前年最多出場選手 MF川上竜(42試合3,660分)
 主な新加入選手 GK柴崎貴広(東京V)、DF水本裕貴(町田)、FW船山貴之(千葉)
 主な移籍選手 FW平松宗(→群馬)、GK三浦基瑛(→金沢)
 元カターレ富山 DF川崎裕大

去年は高木監督になってある程度立て直していました。
今年は意外と飛び出す可能性もあります。

松本山雅FC(J2 22位)
 前年チーム得点王 FW鈴木国友(6点→山形)
 前年最多出場選手 MF外山凌(41試合3,052分)
 主な新加入選手 GKビクトル(山形)、DF安田理大(千葉)、MFパウリーニョ(岡山)
 主な移籍選手 FW伊藤翔(→横浜FC)、阪野豊史(→東京V)
 元カターレ富山 DF前貴之

反則のチーム予算で選手層はピカイチ。
順当なら優勝できそうなチームですが、どうなるか。

AC長野パルセイロ(9位)
 前年チーム得点王 MF三田尚希(9点)
 前年最多出場選手 MF水谷拓磨(28試合2,467分)
 主な新加入選手 DF池ヶ谷颯斗(YS横浜)、船橋勇真(YS横浜)、FW宮本拓弥(藤枝)
 主な移籍選手 GK田中謙吾(→いわき)、DF広瀬健太(→鹿児島)、吉村弦(→秋田)

去年失速した長野は巻き返しを狙ってくるでしょう。
新監督のシュタルフ監督がYSから選手を引き抜いて旋風を巻き起こしそうな予感があります。

藤枝MYFC(10位)
 前年チーム得点王 FW大石治寿、押谷祐樹(6点)
 前年最多出場選手 MF杉田真彦(28試合2,280分)
 主な新加入選手 MF水野泰輔(熊本)、芝本蓮(相模原)
 主な移籍選手 FW宮本拓弥(→長野)、DF金正也(→未定)

去年の後半は、調子を上げてきたチーム。
須藤監督が2年目となる今年は開幕から調子を上げてくるでしょう。

アスルクラロ沼津(14位)
 前年チーム得点王 FW渡邉りょう(7点)
 前年最多出場選手 DF藤嵜智貴(28試合2,520分)
 主な新加入選手 GK武者大夢(岩手)、三井大輝(名古屋)
 主な移籍選手 FW高橋潤哉(→福島)、DF徳武正之(→FCマルヤス岡崎)

去年痛い黒星を喫した沼津。
目立った補強はありませんが、去年の主力はかなり残っている印象です。

FC岐阜(6位)
 前年チーム得点王 FW川西翔太(13点→富山)
 前年最多出場選手 DF甲斐健太郎(27試合2,430分)
 主な新加入選手 FW田中順也(神戸)、藤岡浩介(宮崎)、MF宇賀神友弥(浦和)
 主な移籍選手 DF甲斐健太郎(→岩手)、三ツ田啓希(→松本)、MF三島頌平(→熊本)
 元カターレ富山 DF舩津徹也

大型補強の岐阜は、この他にも庄司や岡村、フレイレなど主力級を数多く補強。
その一方で結構主力が抜けており、これがどうなるか。

ガイナーレ鳥取(12位)
 前年チーム得点王 FW田口裕也(9点)
 前年最多出場選手 DF鈴木順也(26試合2,339分)
 主な新加入選手 DF増谷(岡山)、MF田村亮介(FC安養)
 主な移籍選手 MF可児壮隆(→奈良クラブ)、杉井颯(→長野)

中盤の要だった可児が抜けましたが、主力はほぼ残っており、底上げが期待されます。

カマタマーレ讃岐(15位)
 前年チーム得点王 FW重松健太郎、MF川崎一輝、中村駿太(3点)
 前年最多出場選手 MF西本雅崇(27試合2,236分)
 主な新加入選手 FWドゥンガ(鳥栖)、松本孝平(ティアモ枚方)
 主な移籍選手 FW栗田マークアジェイ(→鈴鹿)、DF薩川淳希(→鹿児島)

得点力不足に泣いた昨季の課題を克服できているか。

愛媛FC(J2 20位)
 前年チーム得点王 FW藤本佳希(10点→山形)
 前年最多出場選手 DF茂木力也(41試合3,605分→大宮)
 主な新加入選手 GK徳重健太(長崎)、MF矢田旭(千葉)、FW松田力(C大阪)
 主な移籍選手 MF山瀬功治(→山口)、川村拓夢(→広島)
 元カターレ富山 DF内田健太

主力がかなり入れ替わった愛媛ですが、こういう注目を浴びていない時の方がいいかもしれません。
私が注目する昇格候補です。

FC今治(11位)
 前年チーム得点王 FWバルデマール(4点→未定)
 前年最多出場選手 MF楠美圭史(26試合2,271分→清水)
 主な新加入選手 DF細川淳矢(水戸)、MF中川風希(琉球)
 主な移籍選手 FW東家聡樹(→福岡)、DF原田亘(→鳥栖)

去年の前半は不調でしたが、後半は立て直しました。
今年は要注意です。

ギラヴァンツ北九州(J2 21位)
 前年チーム得点王 FW高橋大悟(10点→清水)
 前年最多出場選手 FW高橋大悟(42試合3,780分→清水)
 主な新加入選手 DF藤原広太朗(栃木)、FW上形洋介(八戸)、高澤優也(新潟)
 主な移籍選手 DF岡村和哉(→岐阜)、村松航太(→長崎)、FW富山貴光(→大宮)
 元カターレ富山 MF池髙暢希(←福島)

選手が入れ替わり、どうなるでしょうか。

テゲバジャーロ宮崎
 前年チーム得点王 FW藤岡浩介(10点→岐阜)
 前年最多出場選手 DF代健司(27試合2,430分)
 主な新加入選手 FW工藤壮人(ブリスベン)、薗田卓馬(鹿児島)、MFパウリーニョ(岡山)
 主な移籍選手 FW藤岡浩介(→岐阜)、梅田魁人(→水戸)、DF大畑隆也(→富山)
 元カターレ富山 DF代健司

去年旋風を巻き起こした宮崎。
主力をかなり引き抜かれましたが、その分補強もしています。
今年はどうなるでしょうか。

鹿児島ユナイテッドFC
 前年チーム得点王 FW米澤令衣(9点)
 前年最多出場選手 MF中原秀人(28試合2,426分)
 主な新加入選手 DF広瀬健太(長野)、薩川淳貴(讃岐)、MFロメロ・フランク(新潟)
 主な移籍選手 DFフォゲッチ(→未定)、MF田辺圭佑(→熊本)、FW萱沼優聖(→八戸)

ディフェンスを中心に補強した印象。
J2からの降格後、3年目のシーズンは大嶽新監督の元、戦います。

今年はJ2からの降格チームが4チームあり、J2の経験があるチームがカターレを含めて半分の9チームとなります。
厳しい1年を戦い抜かなければなりません。
今季、昇格できればかなりチームに力がついたことになるでしょう。

また、富山在籍経験がある選手がいるチームも9チームあり、いろいろ懐かしい顔にも会えそうです。

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