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連勝に向けて戦いは続く かつての仲間を思いながら 2022年7月2日(土) J3第15節 アウェイ 福島ユナイテッドFC戦

1 これまでの対戦成績など

クラブ記録の6連勝を達成して、5試合連続の1−0での勝利と記録ずくめの連勝中。
7月に入り、アウェイ2連戦の初戦は福島ユナイテッドFCです。

これまでの対戦成績は、富山の6勝5分4敗。
アウェイでは、4勝2分1敗とアウェイの方が相性が良い相手です。

17時開始ですが、当日の福島の最高気温は37度とかなりまだ暑い中での試合開始となるでしょう。

また、鎌田にとっては去年在籍した古巣対戦になるので、期するところがところがあるでしょう。

また、先日、去年、富山に在籍した鈴木翔登の現役引退が発表され、試合後には引退セレモニーも行われるそうです。

元々は、熊本でキャプテンも務めた選手で、富山でも出番はわずかでしたが、とにかく熱いという印象がある選手でした。
熊本との対戦ではマッチアップした当時絶好調の大谷とやりあったり、その後大谷がこの選手が一番速いと語ったことでも印象に残っています。

ここ3年間は出番が得られず、思うところがあっての引退でしょう。
ただ、彼の引退に際して、過去の在籍チームの選手を中心に、多くの人からメッセージが届いているのを見ると彼の人望の厚さを感じます。

次のステージで力を発揮してください。

2 福島ユナイテッドFC

福島はここまで5勝5分4敗で9位。
ここ5試合は勝ちがなく、2連敗中です。
得点もここ5試合でわずかに1得点。

開幕7試合は4勝3分で入り、好調でしたがここに来て調子を落としています。

ジュビロ磐田などで活躍し、日本代表にもなった守備職人の服部年宏氏が今年から監督を務めており、失点数はリーグで2番目に少なく、守備は固いです。
1試合だけ6失点した試合がありますが、それ以外は、無失点が7試合、1失点が6試合。
ここのところずっと1−0で勝っている富山とは1点を争う試合になるでしょう。

攻撃では、今年沼津から移籍してきた高橋潤哉が6得点でトップ。
システムは3バックで高橋の1トップの3−4−2−1。
前節、試合開始早々に3バックの一角、堂鼻が退場したため、今節は出場停止になっています。

ただ、この試合の後に、鈴木翔登の引退セレモニーが控えているだけに、勝って鈴木翔登の引退を飾りたいという思いは大きいはずで、いつもよりも強い気持ちを持って臨んでくるはずです。

3 カターレ富山

6連勝と5試合連続無失点のチーム記録を達成し、6月はリーグ戦4連勝で終えました。
この試合から7月に入るため、ここで流れが変わらないようにしたいところです。

連勝を続けているので、負傷者がいない限り、なかなかメンバーをいじるのは難しいところですが、練習試合を見ると、メンバー外になっているマテウス、ルイス・エンリケ、椎名がゴールを奪っており、彼らがサブに入る可能性を考えてもいい気がします。

勝っていても、攻撃はずっと押される展開が続いており、押され始めた時に攻撃でアクセントをつけられる選手も必要でしょう。

問題は、これだけ無失点が続いていると、一度失点した時に動揺が走らないかというのが気になるところです。

得点力が不足している福島とはいえ、得点力のあるFWはいるので(去年、沼津時代の高橋に決められた)、一つの失点が大きな意味を持ちそうです。

とにかく落ち着いて試合を進めること。

ここ5試合のウノゼロの間はゴールがない川西にそろそろゴールを期待したいと思っています。

4 この試合に望むこと

暑さの中での試合になることは間違いないでしょう。
もしかしたら、また押される展開になるかもしれませんが、落ち着いて試合を進めること。

また、記録を達成したことで、気持ち的に安心して緩むことがないとも言い切れません。

どれだけ集中して臨めるかでしょう。

今節は首位に勝ち点1差となって臨む試合なので、展開次第では、一気に首位浮上の可能性もあります。

まだまだ連勝は続けてほしいですし、今のお互いのチーム状況を考えてもぜひ勝ちたい試合には違いありません。

連勝を続けて、次のアウェイ松本山雅戦に行くというのが理想型。

ぜひお願いします。

5 参考情報

番記者赤壁さんのプレビューです。

Jリーグ公式のプレビュー記事です。

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