【カターレ富山】無敗の聖地県総での決戦　ルヴァンカップ プレーオフラウンド第2戦 ホーム 北海道コンサドーレ札幌 戦

アウェイでの第1戦は終盤に追いつかれて1−1。
完全にゲームを支配され、ひたすら耐える展開ではあったが、それでもアウェイで引き分けという結果は残した。

実力では当然、J1とJ3の違いはあるだろう。
しかし、それでもアウェイでも耐え、カップ戦ならではの戦いはできているように思う。

第2戦はどうなるだろうか。
番狂わせを起こせるだろうか。

コンサドーレ札幌

1週間前のリーグ戦の布陣を見てみる。
東京ヴェルディに3−5で敗れた試合だ。

GK菅野、3バックは右からDF馬場、岡村、中村、両ワイドが右に近藤、左に菅、ボランチに家泉と荒野、2列目が駒井とスパチョーク、ワントップが鈴木武蔵。

この中で、第1戦もスタメンだったのは、家泉と中村。
あとの選手は新鮮な状態で来るはずだ。

攻撃的なミハイロビッチサッカーが見られるのは楽しみだが、それに耐えられるかどうか。
その隙をつくサッカーがしたい。

鈴木武蔵が来るというのが話題になっているが、やってくるとしたら富山は初めて。隣県新潟でキャリアをスタートさせたが、その頃新潟はJ1だったので、対戦もない。
思えば彼がブレイクしたのは長崎に移籍した時だった。

このメンバーの中では駒井が京都時代に4回、荒野が2回、富山に来たことがあるはずだ。

カターレ富山

富山も1週間前の試合のメンバーが中心になるだろうか。

その時のメンバーは、GK田川、DF西矢、神山、下堂、安光、MF瀬良、河井、椎名、佐々木陽次、吉平、FWマテウス。

ただ、その試合では敗れているため、ここから少し変えてくるかどうか。

スタメンでは、第1戦で大活躍だった齋藤を第2戦でも、というのも面白い。
そのほかでは、サイドバックで2戦連続のスタメンになっている安光を代えるかどうか。大山が戻ってきたので、まだスタメンは苦しいかもしれないが、途中出場はあるだろう。
そのほか、出場できる状態なら井上をスタメンで使うのもありだと思う。

実は調べて気がついたことだが、下堂はここまでルヴァンカップではメンバー入りすらない。
出場があれば初ということになる。
チームではあと出場がないのはこの下堂と佐々木陽次。（特別指定の選手除く）
これで全員がルヴァンカップ出場というのも十分にありうる。

試合日は6月9日。
これは日韓ワールドカップで日本がワールドカップ初勝利をあげたロシア戦が行われた日だ。
22年前に歴史が作られたこの日に、カターレ富山の歴史を作ろう。