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【カターレ富山】またも愛鷹に沈む アウェイ アスルクラロ沼津 戦 2024 J3リーグ第15節(2024/5/26(日))

チームの調子は好対照。
苦手の愛鷹での試合ではあるが、このチャンスを活かしたい。
天候は雨だった。


1 スタメン

スタメンは2週間前のリーグ戦のメンバーから見ると2人変更で、井上から佐々木陽次、布施谷から吉平に。

フォーメーションは4−2−3−1。並びはゴールキーパーが田川。ディフェンスラインは4バック右から西矢、神山、下堂、安光。ボランチは河井と瀬良、2列目は右に椎名、中に佐々木陽次、左に吉平、1トップにマテウス。サブは、GK齋藤、DF川上、大迫、MF松岡、末木、髙橋馨希、FW碓井、吉平。

沼津はスタメンを1人入替え。

2 ある程度ボールを持たれるのは織り込み済み

5分、富山のMF椎名がゴール正面で倒されてフリーキックを獲得。椎名が狙ったがクロスバーを越える。
7分、富山の左サイドからクロスが入るが、MF佐々木陽次のシュートはヒットせず。
7分、富山のMF椎名が右足でミドルシュートも相手GKの正面。
12分、沼津はDF濱がオーバーラップからシュートし、コーナーキックを獲得。
14分、富山はMF椎名が右サイドからクロスを入れるが中に走り込んだMF吉平に合わず。
15分、沼津のMF菅井が富山のMF瀬良の足を蹴ってイエローカードをもらう。
20分、逆に富山の瀬良が沼津のMF鈴木を倒して左サイドでフリーキック。これは富山のGK田川がキャッチ。
24分、沼津の左サイドバック濱のクロス、これをFWが落としてMF徳永がミドルシュートするもGK田川がファインセーブで防ぐ。

このあたりは沼津がパスをつないでチャンスを狙う。

32分、右サイドFW津久井からのクロスにMF鈴木が頭で合わせるがGK田川がセーブ。
36分には沼津がコーナーキックもこれは防ぎ切る。
39分、富山の右サイドでパス交換から中へ切り込もうとしたDF西矢が倒され、フリーキック。
40分、MF河井が右足で蹴ったがシュートまで至らず。
42分、相手のミスで富山がコーナーキックを獲得。MF河井のクロスにDF下堂が頭で合わせるも枠の左へ。
44分、右サイドからの富山のMF河井のフリーキックは再びコーナーキックを獲得。
ショートコーナーからクロスを入れるがゴール前で競り合いがあり、そこで相手のクロスを防ぐ形になり、DF安光にイエローカード。
安光はこれで次節出場停止に。
アディショナルタイムは2分を経て前半は両チームスコアレスで終了した。

3 一瞬の隙から先制され追いつけず

後半開始にあたり、富山はMF佐々木陽次に代わりFW碓井、MF椎名に代わりMF髙橋馨希。
碓井とマテウスの2トップになった。

46分、富山は右からのクロスをFW碓井が折り返し、MF髙橋馨希がシュートを狙うが外れる。
48分、富山はペナルティエリア内からMF河井がシュートを狙う。
49分、逆に沼津がカウンターから最終的には左サイドを上がってきたDF濱がシュートするがゴールの上へ。
51分、富山は右サイドをMF髙橋馨希が持ち上がるがクロスを上げられず。

後半の立ち上がりは富山ペースだった。
しかし、徐々に沼津がボールを持ち始める。

54分の沼津のコーナーキック。その流れからFW津久井が右からクロスを入れるとMF持井が合わせるが、ゴールの上へ。
57分、中盤の競り合いで沼津のMF徳永にボールが出て、そこから左サイドのMF鈴木へパスが通ると、鈴木がフリーに。そのまま前進し、左足でシュートを狙うと富山のGK田川の足に当たったが、そのままゴールに吸い込まれた。

与えたくなかった先制点を沼津に与えてしまって、また嫌な形になってしまった。
その後も沼津がボールを持つ時間が長く、富山はなかなか攻めきれない。

63分、富山は左サイドのDF安光の上がりから最終的にMF吉平がシュートするがヒットせず。
64分、富山はFW碓井が左足で狙うも相手GKがキャッチ。

雨は激しくなってくる。

68分、富山は、DF神山が右サイドの前のスペースにボールを出し、髙橋馨希が競り合ってコーナーキックを獲得。
ここでDAZNでは富山のゴール裏で何か揉め事が起きているのが映る。
試合後に分かったことだと、どうもこう言うことらしい。

69分、沼津は得点を挙げたMF鈴木に代わり元日本代表のFW齊藤、FW津久井に代えてMF森。
富山もMF吉平に代わりMF松岡、MF瀬良に代えてMF末木。
松岡が2列目の右に入り、左サイドに髙橋馨希が回る。

71分、富山は右サイドからセンターバックの神山がクロスを入れ、FW碓井が頭で狙うがゴールの左へ。
75分、DF安光の左からのクロスを相手GKが処理できなかったところをDF西矢がシュートで狙うが、ゴールの上へ。

富山はだいぶリズムが出てきた。

78分、富山はセンターバックの下堂が足を痛めて中断。
しかし、下堂はピッチに戻った。
しばらくこう着状態が続く。

84分、沼津はFW和田に代わり元日本代表のFW川又、MF持井に代わりMF柳町。
登山もDF西矢に代わり去年まで沼津にいたDF大迫。
大迫が左サイドバックに入り、安光が右に回った。

85分、沼津はゴール前でのパス交換から最後はFW齋藤が狙うがゴールの上へ。
続いて、86分も右サイドからクロスを入れるが、FW川又に合わず。
87分、富山は左サイドでFWマテウスが粘り、中へクロスを入れるが選手に合わず。

なかなか富山はシュートまで行けない。
90分、沼津はDF安在に代わりDF宮脇。
アディショナルタイムは4分。

90+2分、富山はFW碓井のポストプレーからFWマテウスが狙うが相手がブロック。
90+4分、富山はMF河合のクロスを右ファーサイドにいたMF松岡が狙うがシュートはゴール右に外れる。

結局、試合はこのまま終了し、0-1で敗れた。

4 なぜかうまくいかないアウェイ沼津戦

前半を見ている限り、ボールは持たれていたがそこまで気にはならなかった。
でも、先制されたらまずいなとは思っていた。
思えば一昨年も同じような展開で負けているはず。

チャンスもそこまで決定的なものは作れず、どうしてもリズムが出なかった。
負ける時はこんなものだ、とも思うが、それが毎年なのでさすがに何とかならないかとは思う。

沼津のホーム愛鷹では、これで1勝7分。
とにかく相性が悪い。
その場所でのチームの成績を見るサイトがあって見てみたら、愛鷹で勝ったことがないチームもあるにはあるのだが(相模原4分3敗、岐阜3分1敗)、こんなに負けているのは富山だけだ。

沼津の上がってきた当初の吉田監督のフィジカルで来るサッカーから、現在のパスをつなぐサッカーまでサッカーの質も変わっているのになぜか勝てない。

ここに来ると何だかいつも選手のコンディションが落ちるように見える。
結果が出ないからそう見えるのかもしれないが、不思議なものだ。

さすがにもう相性で片付けてはいけないだろう。

5 ハイライト

試合のスタッツ

6 今節終了時の順位

大宮は連勝で首位キープ。
琉球が引き分けたため、勝った沼津が2位に浮上、相模原が3位に。4連敗で止めた今治が6位に浮上した。
富山は5勝6分4敗で8位に転落。
また、2位との勝ち点差は4に広がった。

7 出場メンバーについて一言

MVP
なし

SVP(さば的視点MVP)
FW 9 碓井 聖生
後半からの投入でチャンスは作った。

スタメン
GK 1 田川 知樹
失点は田川に責任はないだろう。
DF 23 西矢 慎平
裏を取られたことを責められてはいたが。
DF 4 神山 京右
攻撃にも参加し、チャンスも作っていた。
DF 14 下堂 竜聖
自分の部分はきっちり守っていた。
DF 25 安光 将作
警告をもらい、次節は出場停止
MF 24 河井 陽介
落ち着いたプレーをしていたが、この試合は存在感が薄かった。
MF 6 瀬良 俊太
頑張ってはいるが、攻撃面でもっと攻撃したい。
MF 22 椎名 伸志
特徴は出していたものの前半で交代。
MF 7 佐々木 陽次
目立ったプレーができず前半で交代。
MF 27 吉平 翼
攻撃面でなかなか貢献できず。
FW 10 マテウス レイリア
沼津のディフェンスにうまく抑えられた

サブメンバー

DF 30 大迫 暁
終盤の途中交代だからミスなくもっと攻撃に絡みたい
MF 8 松岡 大智
特徴を出せなかった。
MF 16 末木 裕也
ボランチとして懸命にプレーしたが。
MF 33 髙橋 馨希
後半開始早々にチャンスが来て決めたかった。
FW 9 碓井 聖生
同上

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