見出し画像

負けられない東北2連戦 日曜日はアウェイ、福島ユナイテッドFC戦

前節鳥取戦の敗戦で、もう今年も昇格は無理なのかという空気が漂っている。
でも、冷静になって考えてみよう。
前節までのJ3の順位表だ。

    勝点 試合
1 熊本 36 18
2 岩手 34 19
3 宮崎 34 19
4 富山 32 18
5 福島 32 19
6 岐阜 28 18
7 鹿児島28 18
8 八戸 26 17
9 長野 24 18

1位の熊本は18試合だが、2位岩手と3位宮崎、5位福島ともに19試合を消化している。
一見、順位を落としてしまったように見えるが、延期になっている八戸戦を勝利で終えれば、19試合で勝ち点35として、2位の勝ち点にはなる。
そう考えると、まだ落胆するような状態ではない。
逆に言えば、八戸戦の勝利が必須ということになる。

そして、迎えるのが福島戦。
好調だった福島だが、ここ2試合は藤枝、熊本相手に連敗している。
いずれの試合も無得点で、後半戦再開後、好調だった攻撃力が抑えられている。

とはいえ、福島は3試合ぶりのホームでの試合。
また、先日のJリーグの発表によれば、福島にはJ2ライセンスが下りなかった。
これがどうチームに影響を与えるかは分からないが、サポーターの前で恥ずかしい試合はできないと、逆にモチベーションを高めることになるかもしれない。

福島は得点源だったイスマイラが移籍してから、樋口が好調で、通算6得点を挙げている。
有名選手はいないが、どこからでも得点があげられそうなサッカーをしている。

対戦成績は通算5勝5分4敗で、比較的拮抗している。
アウェイでは3勝2分1敗で、アウェイの方が成績はいい。
(唯一のアウェイ敗北が、唯一の福島戦でのアウェイ観戦だ。)
相性のいいところで勝利をつかみたいところだが、実はここ3試合福島戦で勝ちがないのは懸念材料でもある。

前節、その前の試合と同じスタメンでいって、長野戦ほどはうまく行かなかった。
果たして長野戦の時のような気持ちの持ち方で試合に臨めただろうか。

メンバーは柳下が出場停止のため、そこは変更が予想される。
ファーストチョイスは練習試合でゴールもあげている今瀬だろうか。
また、前線やサイドにもテコ入れが必要なように思う。
やはり多少はメンバーを入れ替えてチームを活性化していかなければチームは経年劣化を起こしてしまう。

ずっと書いているが、試合の入りに注意して、やはり先制点が重要だ。
八戸との2連戦をトータルで考えて、最低でも1勝1分で乗り切りたい。
特に八戸戦は勝利が必須だ。
そして、その前の福島戦。
連敗は何としても避けなければいけない。
勝利という最高の結果をつかめるか、どんなサッカーを見せてくれるのか試合を楽しみたい。

カターレ通信2021
番記者赤壁さんのプレビューです。

Jリーグ公式のプレビュー記事です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?