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【カターレ富山】2試合連続スコアレスドロー アウェイ FC大阪 戦 2024 J3リーグ第20節

相模原と引き分けて前半戦を7位で終えた。
後半戦最初の試合は、同じく上位のFC大阪。
自分達より上にいるチームを叩いて上位浮上と行きたい。


1 スタメン

スタメンは5人を入替え。
マテウス、ガブリエルエンリケ、末木、鍋田、髙橋馨希をスタメンで起用してきた。

フォーメーションは4−2−3−1。並びはゴールキーパーが田川。ディフェンスラインは4バック右から西矢、鍋田、神山、安光。ボランチは末木とガブリエルエンリケ、2列目は右に布施谷、中に髙橋馨希、左に吉平、1トップにマテウス。サブは、GK齋藤、DF大迫、MF松岡、伊藤、井上、河井、FW碓井。
FC大阪は、先週と同じ刷った面で来た。

2 FC大阪ペースでなかなかリズムをつかめず

3分、FC大阪はDF舘野がこぼれ球をフリーでミドルシュートするが、ゴールの上に外れる。
5分、FC大阪は左サイドからの舘野のフリーキック。これは富山のディフェンスがクリアし、ピンチを逃れる。
7分、FC大阪のMF久保が右から左へドリブルで横切り、クロスを上げ、それがコーナーキックにつながる。
10分、FC大阪の舘野が左からロングスロー。しかし、これは富山の守りがクリア。

ここまでなかなか富山はボールを前に運べない。

11分、富山はようやくゴール前までボールを運び、MF吉平がシュートし、コーナーキックを奪う。
14分、FC大阪のFW古川と富山のDF安光の頭が激突し、ここでしばし試合は中断。
ここで安光にイエローカードが出る。
コーナーキックが2本続いたが富山が守り切る。

20分まではFC大阪のペースで富山はなかなか主導権を握れない。

24分、富山は右サイドMF布施谷のクロスに吉平が足を伸ばし、押し込めば1点だったが、ゴールの上に大きく外れてしまった。

前節の相模原同様、ロングスローを多用するFC大阪相手になかなかリズムがつかめない。

29分、FC大阪はFW久保が得意のドリブルでコーナーキックを獲得。
39分、FC大阪が押し込んでコーナーキックを獲得。しかし、このチャンスは富山が守り切る。
41分、富山は右サイドFWマテウスの突破から中でMF吉平が合わせるが相手の守備のブロックに合う。
45分、富山は左サイドDF安光がディフェンスの裏に走り込み、そこからクロスを入れ、FWマテウスがシュート。
しかしこれはわずかに枠を外れた。
45+4分、FC大阪はゴール前でDF美馬がミドルシュートを狙うが枠の上へ。

前半はこのままFC大阪ペースで終了した。

3 流れを取り返せず

後半開始にあたり、選手交代はなし。

46分、FC大阪はFW古川が右サイドを突破し、中へ。MF武井がシュートを狙ったが、ゴール右上へ。

さらに47分、同じく古川が右サイドを攻め上がり、コーナーキックを獲得。
コーナーキックは2本続いたが、富山が守り切る。
50分、逆襲した富山はMF吉平がペナルティエリアの左前でファウルを受けてフリーキックを獲得。
これはMF髙橋馨希が左足であげ、DF鍋田が頭で合わせたがゴールの上へ外れる。

ようやく富山は後半最初のチャンスを得た。

続いて、54分、富山はコーナーキックのチャンスを獲得。
これは一旦クリアされたが、それをDF神山がもう一度ライン裏に出してMF吉平が右からシュートを狙う。これはわずかに右に外れる。
57分、FC大阪のコーナーキックはシュートまで行けず。

59分、FC大阪はMF増田に代わりFW西村。
62分、富山はMF布施谷に代わりMF松岡。

63分、FC大阪はゴール前やや右でフリーキック。しかしここは富山が守り切る。
65分、FC大阪はDF秋山が足を痛め、しばし中断。

68分、富山はMF吉平に代わりMF伊藤、FWマテウスに代わりFW碓井。
68分、FC大阪はMF田中に代わりMF夏川、FW古川に代わりFW島田。

その直後の69分、FC大阪は左サイドMF夏川からゴール前にクロスを入れ、FW島田が合わせようとして混戦になったが、何とか富山のGK田川が抑えた。危ない場面だった。
その後、しばし飲水タイムで中断。
夏川は京都産業大学で西矢と同級生だったそうだ。
72分、富山はMF松岡が右からクロスを上げ、MF伊藤が頭で落とし、FW碓井が狙ったが枠の右に外れる。
これは惜しかった。
お互いに交代選手がチャンスを作る。

73分からFC大阪はコーナーキックが2本続くも富山が守り切る。
77分、富山のMF伊藤が相手GK永井がボールをキャッチしてすぐに攻撃に行くところを妨害し、イエローカードをもらう。

82分、富山はMFガブリエルエンリケに代わりMF河井、途中交代で入ったMF伊藤が負傷のためMF井上と交代。
84分、FC大阪はFW久保がミドルシュートを狙い、コーナーキックに。
左サイドからのコーナーキックはファーサイドに走り込んだMF久保がダイレクトシュートするも大きく外れる。

90分、FC大阪はFW久保に代わり富山での試合で活躍していたMF堤。

90+2分、富山は右サイドDF西矢のクロスをMF井上が折り返し、FW碓井が狙うが相手GKの正面に飛んだ。
90+4分、FC大阪は左サイドからロングスロー。これが続いたが牙城は崩されなかった

結局、試合は動かず、この試合も0−0で試合は終了。引き分けに終わった。

4 リズムはつかめずも無失点で勝ち点1

相模原戦に続いて難しい戦いになった。
FC大阪は立ち上がりからロングスローも絡めて前がかりに攻め込んでくる。
富山はなかなかいい流れに持ち込めなかった。
そんな中、何度かチャンスはあったものの最後の詰めの部分でゴールは奪えなかった。

ただ負けてもおかしくない展開のアウェイの試合のなか、無失点で勝ち点1を奪い、相手に勝ち点1しか与えなかったのは大きいとも言える。
他に勝ったチームもいるため、失った勝ち点にも目が行くがそれでも最低限の結果を残したとも言っていい。
そのためにも次の試合で勝つことでこの引き分けを活かすことができる。

5 ハイライト

試合のスタッツ

6 今節終了時の順位

大宮が沼津に負けて勝ち点3は12に。また連勝の金沢と今治が3位、4位に浮上。

富山の順位は翌日の結果も受けて7勝9分4敗の7位で変わらず。
2位との勝ち点差は4に広がった。

7 出場メンバーについて一言

MVP
なし

SVP(さば的視点MVP)
DF 23 西矢 慎平
サイド攻撃に奮闘、クロスをよく上げていた
DF 4 神山 京右
FC大阪の攻撃を跳ね返し続け、無失点に貢献
DF 26 鍋田 純志
無失点に貢献

スタメン
GK 1 田川 知樹
この日もスーパーセーブで無失点に貢献
DF 23 西矢 慎平
同上
DF 4 神山 京右
同上
DF 26 鍋田 純志
同上
DF 25 安光 将作
久保の突破に苦しんでいた
MF 15 ガブリエル エンリケ
FC大阪の攻撃を跳ね返すために奮闘していた
MF 16 末木 裕也
なかなかチャンスは作れなかったが、頑張った
MF 28 布施谷 翔
押され気味だったが、時折チャンスは作った
MF 33 髙橋 馨希
フル出場で奮闘
MF 27 吉平 翼
惜しいシュートがいくつかあり、決めたかった
FW 10 マテウス レイリア
なかなか前線でボールを持てなかった

サブメンバー
MF 8 松岡大智
惜しいクロスもあったが、結果を出したい
MF 18 伊藤 拓巳
多分怪我だと思うが、途中出場、途中交代
MF 19 井上 直輝
短い出場時間で最低限のことはした
MF 24 河井 陽介
今日もお中盤でリズムを作った
FW 9 碓井 聖生
決定的なチャンスを活かせなかった

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