Vtuber最協決定戦S3 注目チーム

一昨日、渋谷ハルさんの配信でVtuber最協決定戦の詳細が発表されました。
前回大会は本配信同接10万を記録し非常に注目度の高い大会であり、今大会も非常に楽しみです。
書きなぐりではありますが、表題の通り個人的な注目チームをつらつらと書きなぐっていきたいと思います。

※以下は全て個人的な見解になりますのであくまで参考程度にしてください。

前回大会の振り返り
Vtuber最協決定戦S２は「ジャンマス譲ります：JMY」と「なんもしてねぇ：NsN」のW優勝という結果に終わりました。ざっくりとではあるがカスタム練習から本番までの流れを解説します。

・カスタム練習
練習カスタム序盤では対面最強の「BIG_STAR：BIG」が大暴れし、OP（Overpowered：強すぎるなどの意味）とまで評され他と圧倒的なポイント差をつけていた。
しかしカスタム中盤～終盤にかけては、出場者の練度上昇によって最終円付近まで多くのチームが残るようになり、キルムーブをしていたBIGは漁夫に苦戦を強いられる結果に。
同じようにキルムーブを主体とした「あっとぱわふる：APW」はBIGほどのキル数は重ねていないが、環境の変化に合わせより安定した立ち回りが目立った。
優勝チームのJMYはカスタム序盤はポイントが伸び悩んでいたが、ジブを抜くという大胆なピック変更を行い、カスタム中盤以降に限ってはNsNに次ぐ平均順位を獲得。
もう一つの優勝チームのNsNはカスタム初日から非常に安定した成績を残しており、全日での平均順位は3.4位と堂々のトップ。
躓いた6日目を除いた全日で総合順位4位以上という異常な安定感を残した。

・大会の前評判
カスタムを通じて圧倒的な安定感をみせたNsNが優勝予想として多かった印象です。
カスタム最終日に2位であったAPW、終盤不調だったものの圧倒的対面力を誇るBIGが優勝候補として名が挙がるも、それぞれキルムーブ主体のチームであり安定感に欠けるといった意見が多かったです。とはいってもカスタムの成績からNsNに次ぐ評価を得ていました。
JMYはカスタム後半にかけてなかなかの成績を残していましたが、上記３チームに一歩及ばないという感覚でした。

※上記は私が所属するAPEXコミュニティおよびTwitterでの反応をもとに記載

・大会本番
１試合目で大量キルを獲得したBIGがトップに躍り出ますが、2試合目以降はポイントを積み重ねていたJMYに抜かれ、最終戦でNsNがJMYに追いつきました。
NsNは下馬評通り終始安定してポイントを獲得。一方でJMYはカスタムからは想像できない大爆発を見せキルポイントを量産。
結果としてJMYとNsNのW優勝で幕を下ろしました。

・大会所感
やはりダイヤ三人のチームが強く平均値の高いチームが好成績を収めていました。
カスタム終盤になるにつれより安定感の高いNsN、JMYの成績が上がり、一方でキルムーブ主体のBIG、APWは下降傾向にありました。
とはいってもNsN、JMYともに対面力は高く、プレースメントおよびキルポイントをバランスよく取れるチームが優勝したなという印象です。

チーム紹介
上位チームのレベルを下げ、逆に下位チームの底上げを図った様なポイント制であり、前回より混戦が予想されます。
その中でもここは強いんじゃないかなあというチームをピックアップしていきます。

大注目チーム
１、三枝明那　不破湊　奈羅花
にじさんじチーム。ざっと見た感じ全チーム中でも対面力（打ち合いの強さ）が非常に高いです。
奈羅花はにじさんじでも１，２を争う対面力を持っており彼女がこのチームのエースになると予想。
三枝明那は過去ダイヤ到達もしており、十分な実力を保持。
CRカップでもジブで参加しチャンピオンを取るなどしており、最協においてはかなりの活躍が見込めるでしょう。
※ジブ＝ジブラルタル　攻防どちらにも対応する使い勝手の良いスキルを持ち競技シーンでほぼ必須のキャラクターとなっている。
　弱体化の噂もあるのであくまで現段階での評価で考察しています。
また不破湊も数々の大会に参加しており、経験は十分。SR（特にチャージライフル）が得意な印象で、前衛二人の穴を埋める最適なピックが可能です。

唯一の懸念点としてはそれぞれがIGL（In Game Leader：オーダー役）の経験が少なく、前回のBIGのようにカスタム序盤は無双、後半あたりから敵の動きが変わり苦戦するといったこともあるかもしれません。
ただ奈羅花は非常に高いゲームセンスを持っており、本番までに仕上がる可能性は高いと思っています。

２、一ノ瀬うるは　ラトナ・プティ　黛灰
前回優勝者のラトナ・プティを擁する一ノ瀬うるはのチーム。
ラトナ・プティは本大会１，２を争うジブ使いであり、前回大会・CRカップなどでその実力は折り紙付き。
他チームのエース級が恐らくジブピックをしないことを考えると、他チームと比べ飛びぬけて強いジブになると思います。
一ノ瀬うるはもレイス等での大会出場経験があり安定した前衛となるでしょう。
黛灰は3Pt枠での参加ですが、過去のプレイを見る限りダイヤに到達するのも難しくないゲームセンスを持っていると思います。
彼が本番までにどの程度仕上げてこれるかがこのチームの命運を分けるでしょう。

このチームの懸念点としては上記のチーム１と同じくIGL経験が少ないことです。
ですがラトナ・プティはサブオーダーが非常に優秀で、メインオーダーを務めるであろう一ノ瀬うるはの心強い補佐になるでしょう。

３、常闇トワ　胡桃のあ　アルス・アルマル
ホロライブの常闇トワのチーム。めちゃくちゃ強いというよりは弱点が無いという印象。
3人ともCRカップなどの大会経験が豊富で、特にソロマス経験ありの胡桃のあの実力は折り紙付きです。
またIGLの経験も有り、無難にこなせると思います。
この三人の良い点としてはキャラピックがかぶってない点であり、前衛：胡桃のあ、ジブ：常闇トワ、後衛：アルス・アルマルといった構成となるでしょう。
懸念点は特になく、カスタムを通じゲーム終盤の練習が出来れば化けるチームかなと感じています。

４，叶　葛葉　+α
にじさんじのクロノワのチーム。残り1人が発表されてませんが、現時点で強いなと思ったので書くことにしました。
叶、葛葉はダイヤ３での出場ですが、対面力に関しては今回出場のマスター枠と遜色がないです。
また二人ともIGLの経験をそれなりに積んできているので、オーダーも問題ないでしょう。
懸念点としてはピックで、葛葉：前衛、叶：中衛、+α：後衛となるため恐らくプラチナ枠の誰かがジブになる事です。
葛葉はジブもできますが、せっかくの前衛適正の高さを失うことになるので、恐らくやらないかなあという印象です。
残り1人が楽しみなチームです。

５、バーチャルゴリラ　乾　星川サラ
今回唯一のプレデターであるバーチャルゴリラ率いるチーム。
三人とも大会経験が豊富で、問題無く今大会の環境に適応するでしょう。
乾がプラチナ枠としての出場ですが、ダイヤが適正ランクといった印象です。
乾の補佐を受けたバーチャルゴリラがどの程度暴れるのか今から楽しみです。
星川サラもCRカップに出場するなど最近めきめきと実力を上げており、個人的に一番の優勝候補です。

注目チーム
６、歌衣メイカ、おだのぶ、八雲べに
マスターの歌衣メイカが中心のチーム。
このチームの強いところは八雲べにが3Ptという点でしょう。
彼女はAPEXをメインとして活動していないためPtは低めですが、高いFPSスキルがあり少し練習すればすぐにでもダイヤ到達可能な実力があります。
歌衣メイカ・おだのぶもPtに比べ妥当なプレイスキルを保持しているので、非常に強力なチームだと考えます。
懸念点があるとすればキャラピックでしょう。「誰がレイス・オクタンの前衛を、誰が必須ピックのジブやるのか」　ここが肝になると思います。
ジブは必須ピックなのですが、一方で前衛が強いことも大会で勝つのに必要なことです。
とはいっても平均以上の力を持ったチームだと思うので、何だかんだ上手くいきそうな感じはします。

７、花芽すみれ、花芽なずな、社築
ぶいすぽの花芽姉妹のチーム。
花芽なずなは4Ptでの参加ですが、FPSメインの配信者なのでチーム３と同様に平均以上の力があるなという印象です。
花芽すみれは今回ジブを脱却できるのか。
社築も何でも無難にこなせるため、中後衛で活躍できるでしょう。
チーム３と同じくめちゃくちゃ強いというよりは弱点が無い印象です。

８、天使うと　勇気ちひろ　森中花咲
前回優勝者の勇気ちひろ擁する、天使うとがリーダーのチーム。
勇気ちひろがオーダーとして非常に優秀で、安定した立ち回りが得意なIGLという印象です。
直近でもＣＲカップに出場しており、対面力の向上に加え、Mondoのオーダーから学びIGLとしてさらに成長しているように感じます。
プレースメントを意識した立ち回りをするので他チームのIGLより安定するなというイメージがあります。
一方で対面力に関しては上記チームに一歩劣り、プレースメント重視という事もあってキルポイントはそこまで獲得できないだろうなという印象です。
加えてジブ経験者がおらず、もしピックしない場合は最終円付近で非常に厳しい戦いを強いられると予想します。
勇気ちひろがレイス・IGLという前提で話してきましたが、天使うとがレイス専という情報も有り、彼女の前衛・オーダーが見れる可能性もあるかもしれません。

最後に
以上8チームざっくりと紹介させて頂きましたが、他にも強そうなチームがいくつもあります。（今回は私の知識不足で割愛させて頂いています）
前回も混戦といった感じでしたが、今回は更にその傾向が高いという印象で、よりチームの力が平均化されています。
推しチームを見つけて応援しましょう！

P.S. 気が向いたら校正します…書きなぐりでごめんなさい。