自由の写真

日常の写真。日々の写真。

休みの日に、または通勤時に、カメラで撮る何気ない写真が楽しい。

少し前の外出することが出来なかった日々を知っているから、自由に外出して食事して買い物することがとても楽しいんだと思う。

東北大教授の森一郎さんが「アーレントと革命の哲学」(みすず書房)のはじめに書いている通り、自由の原義が「移動の自由」から始まったというのも納得できる。移動を制限されていた奴隷と比べることは全く出来ないけど、空間的に囚われていないこと、移動するということはきっと本能的に楽しいことなんだろう。

だから日々の写真を撮るのかもしれない。特別なことがない日常の写真。その全てが自由の写真。

All with Leica M (Typ240) + 7artisans 50mm F1.1