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映画感想文「アバウト・ライフ」セレブなふた家族のドタバタ劇。割り切って観れば楽しめる

軽く楽しく視聴できる。

が、あまりにもセレブすぎるが故に、共感ポイント薄めの映画。

ミシェル(ジュリア・ロバーツの姪、エマ・ロバーツ)は、同棲中の恋人アレン(ルーク・ブレイシー)との結婚を夢見てる。しかしまだ決心がつかないアレンは萎え切らず、イライラ。

結論を迫るミシェルは両親に相談し実家で夕食会を企画し、アレン親子を招待する。そこで結論を出そうという目論見だ。

しかしそこで初めて顔合わせしたお互いの両親。実はそれぞれ別々の場所で繋がってたことが発覚する。気まずい親達。

さて、二つの家族はどうなるのか、というストーリー。

ミシェルの親は、ダイアン・キートンとリチャード・ギア。政治家か芸能人の家か、と思うほどの豪邸。10部屋はあろうかと見える。それにベンチが置いてあり散歩できる広い庭もついたお宅だ。

一方アレンの親は、スーザン・サランドンとウィリアム・H・メイシー。こちらも同様にリビングには食卓に10名は余裕で座れるだろう、でっかいテーブルが鎮座する豪邸だ。

双方共に職業不明。生活感なし。

おとぎ話と割り切れば良いが、こんなに恵まれた生活してて色々悩んでると言われても絵空事にしか聞こえない。

もう少し生活感出したほうがリアルになっただろう。

しかしながら、配役ありきでの企画であった場合、彼らにリッチではない役をやらせるのも難しいだろう。よって、これが適度な落とし所だったのかもしれない。

ちなみに、ふた家族の6人のうち、唯一スーザン・サランドンだけはもう少し違う役もできる気がする。のは、単に「ロッキー・ホラー・ショー」「テルマ&ルイーズ」好きの私の贔屓目なのかもしれない。

そしてスーザン・サランドンとダイアン・キートンが今年78歳ということにびっくり。80歳近くでこんなに綺麗を保ってられるって素晴らしい。そしてセリフ覚えたりドタバタ動ける身体を持ってることも生物としてすごいことだ。

賞賛に値する。どう見ても20歳くらい若く見える。同じコストはかけれないが、ぜひとも美容法を伺いたい。

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