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映画感想文「クレオの夏休み」6歳の子供のほろ苦い夏休みの成長物語

甘くてほろ苦い子供時代の物語。

子供ってこうだよね、と思う。甘えん坊で嫉妬深くて自分を中心に世界が回ってる。

でもそう思えることは愛され幸せな子供時代だったとも言える。

6歳のクレオは父親との2人家族。幼い頃にママはいなくなった。忙しい父に変わり、乳母グロリアが親代わり。彼女は深い愛情を持ってクレオを育ててくれた。丁寧なご飯を作り食べさせ、共に遊び、風呂に入れ夜は寝かしつける。実の親でもここまでできないよなと思う立派な育てぶりである。

しかしある日。乳母は母国に、帰国しないとならなくなる。自らの家族のためだ。そこで訪れる別れ。

クレオはそれが許容できない。そして夏休みに乳母の国へ彼女に会いに訪れる。

その一夏の経験を描く。そんな女の子の成長物語。

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