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映画感想文「OUT」お笑い芸人品川ヒロシ監督、若いエネルギー溢れる不良映画

上映館がやたら多く、それなら観てみるかと視聴。

お笑い芸人、品川庄司の品川祐が脚本・監督。

ベストセラーにもなった小説「ドロップ」に登場する伝説の不良と呼ばれた友人の青年時代を描いた漫画の映画化。

ストーリーもシナリオも、あまりにベタでツッコミどころ満載ではある。しかし、なかなかやるなーの印象。彼の作品を初めて観たがちゃんと監督だったんだと再認識。

出演者で認識できたのは水上恒司だけだったが、登場する不良たちは若手売り出し中が多く出演。演技の上手い下手はさておき、この映画で名前売るぞ的な気合いを感じる熱気があった。

印象に残ったのは暴走族の総長を演じた醍醐琥太郎。個性的な役柄でかえって演じやすいはあったかもだが、なかなか良かった。

そしてこの手の映画で大事なのは脇を固める大人たち。主人公がアルバイトする焼肉屋の夫婦で、杉本哲太、渡辺満里奈が出演。

暴走族、少年院に入るほどの不良、っていうのが昭和を感じるが、いまもこのネタがどこまで受けるのかは未知数。

わちゃわちゃしたフレッシュなエネルギーを感じたい人向き。

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