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映画感想文「マーベルズ」女3人の姦しい戦い、ポップコーン片手に観るべし

「知ってる?今ってさあ、ゴレンジャーには女性が2人いるんだよ」

いつだったか、会社の同僚が教えてくれた。

幼い頃は戦闘者のヒーローは男性だった。仮面ライダーもウルトラマンもそうだし、戦う女性はモモレンジャーくらいだった。

それがいまや、コスト回収にうるさいであろう、ハリウッドでも、エンタメアクション作品が女性だけで作られる時代なんだ、がこの映画のまずはひとつめの驚きである。

アベンジャーズ最強の女性ヒーローのキャプテンマーベル(ブリー・ラーソン)が主役の宇宙の平和を守るぞストーリー。

今までひとりで戦ってきた彼女は幼い頃に可愛がっていて再開したカマラ、キャプテンマーベルに憧れる高校生モニカ、の後輩と女性3人で悪に立ち向かう。

3人がわちゃわちゃ訓練したり、言い合うのもかしましくて可愛いらしい。

そしてブリー・ラーソンが脅威的にスタイル抜群で見惚れる。同じ人間と思えぬ。これがふたつめの驚き。

そして3つ目。大ヒットドラマ「梨泰院クラス」のパク・ソジュンが出てること。そこで出るか、そうきたか、と。

国籍のダイバーシティを明らかに意識した出演者の多国籍ぶり目立つ本作だが、日本人は全く見当たらず、ちと寂しい。

ハリウッド映画でアジアといえば中国か韓国、な感じなのか、やっぱり。

ここはひとつ、渡辺謙、真田広之に続く日本人も頑張ってほしいと応援したい。

最後に。マルチバースを使えばなんでもありになる件については、もう食傷気味だなと思う。

ポップコーン片手に観る映画。

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