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映画感想文「ショーイング・アップ」良い映画なんだろうが単調さに睡魔が襲う

いい映画なんだとは思う。

が、今年観た映画の中で最も睡魔に襲われた。

「ファースト・カウ」が素晴らしかったケリー・ライカート監督の最新作。

淡々とした語り口の中に言いたきことが込められてるのは同じだ。しかしそこに至るまでの主人公の芸術家リジー(ミシェル・ウィリアムズ)が家族や家主の雑事に追われる様が冗長すぎる。

そしてその内容が、ファースト・カウと比べ、面白みがなさすぎる。

長い前半のためがあってこその最後のカタルシスだと頭で理解する。しかし、もう少し前半を短くすることもできたのではないかと思う。

もしくはも少し面白くすることもできたのかもしれない。

まあ、こんな当たり外れも(はまる人もいると思うので、あくまでも自分にとっての、という意味だが)また、A24作品の醍醐味ではある。

これだから映画って面白い。

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