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【人材紹介×ChatGPT企画 / 第1回】ChatGPTを使った新サービス・業務改善案をChatGPTを用いて作成する

最近、マーケティング施策の一環として情報収集をしていると、ChatGPTの話を目にしない日はないですね。

いずれ業界問わずChatGPTのような生成系AIを使ったサービスが続々とリリースされると思うとわくわくしますが、逆に言うとこの波に遅れれば他の企業に対して競争優位を取られる可能性があるという推測も、あながち間違ってはいないように感じます。

そこで、VINCEREマーケティング日本部門統括&ChatGPT利用推進班の私として、ChatGPTを用いて人材紹介企業が新サービスおよび業務改善を行うための施策案を検討することにしました。

もちろん検討にあたっても、ChatGPTの最新版である「ChatGPT4」を利用しています。マッチポンプといえばそうですね。

てまえみそですがかなり面白い結果が出ておりますので、まだこのトレンドに乗り切れていない方も、すでにサービス開発に取り掛かられている企業様もぜひご覧ください。

まずベースのプロンプトを作成する

まず、以下のプロンプトを作成してChatGPTへ投げてみました。

【ChatGPTやGenerative AIを使った人材紹介企業の業務改善の施策案を10ほど上げてください。】

そして得られた結果がこちら。

1. 顧客対応の自動化: 
ChatGPTを使って、顧客からの質問に対して自動で回答を生成することで、カスタマーサポートの効率を向上させることができます。

2. 履歴書の自動スクリーニング: 
Generative AIを使って、履歴書の情報を解析し、適切な求人情報とマッチングさせることができます。

3. 求人広告の自動作成: 
ChatGPTを用いて、企業のニーズに合わせた効果的な求人広告文を自動生成することができます。

4. 面接スケジューリングの最適化: 
Generative AIを使って、候補者と企業のスケジュールを考慮し、最適な面接日時を自動的に設定することができます。

5. 候補者のスキル評価: 
ChatGPTを用いて、候補者のスキルや適性を評価するテストを自動生成し、より効率的に人材を選定することができます。

6. 面接対策のサポート、面接結果の評価: 
ChatGPTを使って、候補者に対して模擬面接を行い、適切なフィードバックを提供することができます。

7. 企業情報の自動収集: 
Generative AIを使って、求職者が興味を持つ企業の情報を自動的に収集し、求職者に提供することができます。

8. パーソナライズされた求人情報の提供: 
ChatGPTを利用して、求職者のスキルや経験に基づいて、個別に最適化された求人情報を提供することができます。

9. 候補者へのフォローアップ: 
Generative AIを使って、候補者へのフォローアップメッセージを自動生成し、コミュニケーションを円滑に進めることができます。

10. 企業と求職者のマッチングの最適化: 
ChatGPTやGenerative AIを使って、企業と求職者のマッチング精度を最適化します.

11. 給与交渉のサポート: 
ChatGPTを利用して、候補者と企業の間の給与交渉を円滑に進めるための助言や情報提供を行うことができます。


すでに十分クオリティが高く、いずれの案も検討に値するものになっています。

とくに、「給与交渉のサポート」のような発想は事前の想定にはなかったために驚きました。新規事業のブレインストーミング要因として、ChatGPTはすでに十分有用なツールと言ってよさそうです。

リストをベースに、更に深ぼった質問を行う

続いて、より具体的に実現するために、以下のプロンプトを続けて投稿してみました。

【それぞれの改善案について、具体的にどのような施策を実施することでどのような数値が改善可能かを、500文字程度で説明してください。】

【また、それぞれ利用可能な外部サービスを3つ上げてください。その際それぞれの特徴を500文字程度で記載してください。】

そして出てきた結果がこちら。

1. 顧客対応の自動化:
具体的な施策: 
ChatGPTを使ってFAQやよくある質問に対する回答を自動生成し、問い合わせ数を減らすことができます。これにより、カスタマーサポートの効率が向上し、対応時間が短縮されることが期待できます。

利用可能な外部サービス:
a. Google Dialogflow: 自然言語処理を利用して会話型のインターフェースを構築できます。URL: https://cloud.google.com/dialogflow
b. IBM Watson Assistant: AIを活用したカスタマーサポートやFAQの回答生成が可能です。URL: https://www.ibm.com/cloud/watson-assistant
c. Rasa: オープンソースのチャットボットプラットフォームで、カスタマイズが容易です。URL: https://rasa.com/

2. 履歴書の自動スクリーニング:
具体的な施策: 
Generative AIを使って履歴書の情報を解析し、適切な求人情報とマッチングさせることができます。これにより、採用プロセスが効率化され、適切な候補者と企業がマッチする確率が向上します。

利用可能な外部サービス:
a. Pymetrics: ゲームベースの評価を通じて、候補者の適性を分析します。URL: https://www.pymetrics.com/
b. Eightfold: AIを用いて求職者と求人情報のマッチングを最適化します。URL: https://www.eightfold.ai/
c. Harver: 事前評価ツールを用いて、候補者の適性を判断します。URL: https://harver.com/

3. 求人広告の自動作成:
具体的な施策: 
ChatGPTを用いて、企業のニーズに合わせた効果的な求人広告文を自動生成することができます。これにより、効果的な広告を作成する時間が短縮され、企業のブランディングや求職者へのアピールが向上します。

利用可能な外部サービス:
a. Textio: AIを活用して求人広告文の改善や最適化ができます。URL: https://textio.com/
b. AdZuna: 広告文作成の効果測定や最適化をサポートします。URL: https://www.adzuna.com/
c. Copy.ai: AIを活用して効果的な広告文を自動生成します。URL: https://www.copy.ai/

4. 面接スケジューリングの最適化:
具体的な施策: 
Generative AIを使って、候補者と企業のスケジュールを考慮し、最適な面接日時を自動的に設定することができます。これにより、面接のスケジュール調整の時間が短縮され、候補者と企業双方の負担が軽減されます。

利用可能な外部サービス:
a. Clara: AIを使って面接スケジュールの調整や管理ができます。URL: https://www.claralabs.com/
b. X.ai: AIアシスタントが面接スケジュールの調整をサポートします。URL: https://x.ai/
c. Calendly: 面接日程の自動調整が可能で、候補者と企業のスケジュールを簡単に調整できます。URL: https://calendly.com/

5. 候補者のスキル評価:
具体的な施策: 
ChatGPTを用いて、候補者のスキルや適性を評価するテストを自動生成し、より効率的に人材を選定することができます。これにより、適切なスキルを持つ候補者が選抜され、企業と候補者のマッチングが向上します。

利用可能な外部サービス:
a. HackerRank: 技術的なスキル評価ができるオンラインプラットフォームです。URL: https://www.hackerrank.com/
b. Codility: プログラミングスキルやアルゴリズムを評価するテストが作成できます。URL: https://www.codility.com/
c. Vervoe: 職種別のスキル評価テストを提供しています。URL: https://vervoe.com/

6. 面接対策のサポート、面接結果の評価:
具体的な施策: 
ChatGPTを使って、候補者に対して模擬面接を行い、適切なフィードバックを提供することができます。これにより、候補者の面接対策が向上し、企業が適切な候補者を採用しやすくなります。

利用可能な外部サービス:
a. Interviewing.io: 匿名で模擬面接ができ、フィードバックを受けることができます。URL: https://interviewing.io/
b. Pramp: ペアで模擬面接を行い、相互にフィードバックを提供するプラットフォームです。URL: https://www.pramp.com/
c. HireVue: AIを使って面接の評価やフィードバックを提供するシステムです。URL: https://www.hirevue.com/

7. 企業情報の自動収集:
具体的な施策: 
Generative AIを使って、求職者が興味を持つ企業の情報を自動的に収集し、求職者に提供することができます。これにより、求職者が企業の情報を効率的に入手し、適切な企業への応募が可能になります。

利用可能な外部サービス:
a. Glassdoor: 企業の評価や給与情報、インタビュー情報などが集められるプラットフォームです。URL: https://www.glassdoor.com/
b. Owler: 企業の競合情報やニュース、業界のトレンドを提供しています。URL: https://www.owler.com/
c. Crunchbase: 企業情報や投資情報、業界の動向に関するデータベースです。URL: https://www.crunchbase.com/

8. パーソナライズされた求人情報の提供:
具体的な施策: 
ChatGPTを利用して、求職者のスキルや経験に基づいて、個別に最適化された求人情報を提供することができます。これにより、求職者に適切な求人情報が提供され、企業への応募が効率化されます。

利用可能な外部サービス:
a. LinkedIn: プロフェッショナルなネットワークサイトで、個別の求人情報を提供しています。URL: https://www.linkedin.com/
b. Indeed: 求職者のプロフィールに基づいて、パーソナライズされた求人情報を提供する検索エンジンです。URL: https://www.indeed.com/
c. Hired: スキルや経験に基づいて求職者に適切な求人情報を提供するプラットフォームです。URL: https://hired.com/

9. 候補者へのフォローアップ:
具体的な施策: 
Generative AIを使って、候補者へのフォローアップメッセージを自動生成し、コミュニケーションを円滑に進めることができます。これにより、候補者とのコミュニケーションが効率化され、エンゲージメントが向上します。

利用可能な外部サービス:
a. Textio: AIを利用して、効果的なフォローアップメッセージを生成するサービスです。URL: https://textio.com/
b. Intercom: AIを活用したカスタマーサポートやフォローアップを行うためのプラットフォームです。URL: https://www.intercom.com/
c. Mailshake: 自動化されたフォローアップメッセージを送信できるメールマーケティングツールです。URL: https://mailshake.com/

10. 企業と求職者のマッチングの最適化:
具体的な施策: ChatGPTGenerative AIを使って、企業と求職者のマッチング精度を最適化します。これにより、企業は適切な求職者を採用しやすくなり、求職者も自分に適した企業に就職できます。

利用可能な外部サービス:
a. Eightfold: AIを活用したタレントマネジメントプラットフォームで、企業と求職者のマッチングを最適化します。URL: https://eightfold.ai/
b. Pymetrics: ゲームベースの評価を通じて、求職者と企業の適合性を評価するサービスです。URL: https://www.pymetrics.com/
c. HireVue: AIを利用したビデオインタビューや評価ツールを提供し、企業と求職者のマッチングを効率化します。URL: https://www.hirevue.com/

11. 給与交渉のサポート:
具体的な施策: ChatGPTを利用して、候補者と企業の間の給与交渉を円滑に進めるための助言や情報提供を行うことができます。これにより、適切な給与水準での採用が促進されます。

利用可能な外部サービス:
a. Salary.com: 給与データと比較情報を提供し、給与交渉をサポートするサイトです。URL: https://www.salary.com/
b. PayScale: 職種や業界に基づく給与情報を提供するサービスです。URL: https://www.payscale.com/
c. Glassdoor: 企業の給与情報やレビューを提供し、給与交渉をサポートするプラットフォームです。URL: https://www.glassdoor.com/

結果



すべての施策に対して適切な分量の解説と、利用検討が可能なサービスの情報がついてきています。「日本国内」と指定しなかったので海外サービスのリストになっていますが、プロンプトを工夫すれば国内限定、日本語対応有無なども調査してリストアップしてくれるでしょう。

ここまでで、すでに施策検討の前準備までは完了しているような状態です。

次回以降では、ChatGPTから得られた個別の施策10数について、より深く検討します。具体的には、フィジビリティや利用ツール、改善される数値の想定などプロンプトを投げながら検討していきますので、ぜひお楽しみに。

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