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私の理想の保育園

保活が大変すぎて考えてこなかった理想の保育園。

本来なら我が子にどんな保育園に通わせたいか考えることこそ保活であるはずなのに、内定が取れる可能性を少しでも高める戦略を練るために情報収集に明け暮れる日々。

絶対なんかおかしいよな。


働くために保育園に預ける。
預け先を見つけられないと働けない。

(認可保育園であれば)ある程度どこでもいいから預け先さえ見つかれば、そこに入れてしまえばいいや、という自分の母性のなさや怠慢を痛感するとともに、「世のため、人のため、働いて、役に立ちたい!」という自分自身の能力開発に励む意欲や向上心もしっかりと感じ取っている。まぁ、お金を稼ぎたいという下心も否定できたものではないのだけど…。

母でありながら、
やっぱり私は私だ。

昔は、母親は子育てに専念し、友達作りや集団行動等、自宅ではできない幼児教育を受けさせるために幼稚園に通わせていたと思うと、それはそれで成立していた時代や構造も理解はできる。今よりよっぽど豊かな保活だったんではないだろうか。

さて、今日は、ちょっと自分の理想の保育園を言語化してみる。

私の理想の保育園

自宅から近い事。(利便性
・世帯年収に基づく標準の保育費に加えて、園が独自に集金する教育費が安い事。(経済的

まずここまでは一般的な理想だろう。
それぞれの許容度は各家庭によるだろうが。

私の場合は自宅から2キロ圏内自転車で片道20分以内が限度だ。車は持っていない。

教育費は青天井だと言いたいが、これから中高を私立に行かせる可能性もあると思うと、幼児保育に正直、そこまでお金はかけたくない
自分自身、ど田舎の公立幼稚園あがりだが、何不自由なく大人になれたし、むしろ、あまりにもお金のかかった与えられすぎる保育環境は打たれ弱い人格形成に繋がってしまうのではないかと勘繰るぐらいだ。

では、私はどんな保育の質にこだわるのか?

リトミック?
英語?
モンテッソーリ?

いや、別にそういうことじゃない。

どうやら一般的な保育園の方針としては、
大きく分けて、
①芸術(絵画、図工…)
②運動(体育、ダンス…)
③音楽(楽器、合唱…)
④独自施作(英語、水泳、宗教…)
で決められるらしい。

もちろんどこの園でも、学習指導要領的なものはあるらしいので、全要素入ってはいるが、どこに力を入れるかが保育園の方針として色濃く出てくるらしい。

園庭にこだわるママ友も多いが、それは②の運動をのびのびやらせてあげたいのかもしれないし、④の独自施作としての自然のある園庭に魅力を感じているのかもしれない。
それとも、そもそも母親代わりに保育士さんには、公園で遊ばすような雰囲気で育ててもらいたいのかもしれない。

私はというと、断然、バランス型の保育園がいい!
どこかに突出して力を入れている園よりも、色々とりいれてある園の方が、大人になって開花するタネが仕込める気がしてその方がいい。

私自身が通った園も、バランス型だったと思う。独自施作といえば、田舎らしく広い園庭にとても大きな木が生えていて、うさぎやニワトリの飼育もしていた。
当時はそこそこ珍しく外国人教師を迎えて英会話クラスも年に数回あった。
でも、そこまで何かに突出している特徴的な園ではなく、広く色々やらせてもらえる遊び場だったと記憶している。

現実の保育園

現実、私の住む町の保育園は、バランス型が本当に少ない。
公立保育園はバランス型の典型だが、公立保育園の倍率は死ぬほど高いので入れるわけもなく、ほとんどの認可保育園は、民間に運営を任せられている状況だ。

民間は、特徴の出し合いになる

田舎者の私にとっては、クセの強い保育園にしか見えない。笑

なので、結局、保活は入れる所ならどこでもいいやーと投げやりになってる感もあり、
私のこのこだわりのなさこそが、こだわりを持つ民間の保育園となかなかマッチしないのだ。

ちなみに、長女の通う園は

運動会もあり、
音楽会もあり、
作品展示会もあり、
よく考えるとバランス型だった。

独自施作は、
仏教教育で花道や茶道、お経があり、めちゃくちゃクセは強い。笑

ここには書けないくらい色々問題もあるし、廃園に震える日々だが、面白い園ではあるな。笑

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