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ママになって実践的社会勉強が増えた

人生、何事も勉強。

まさに、ママの子育て登竜門?の保育所関係で、
絶望的修羅場を見てきたのでレポします。
社会人として、人生の学びになってると思います。

保育内容が勝手に変更された

いつも通り、家に帰りお知らせの通知を読んだところ、
保育内容の内、重要なルールが勝手に変更されていました。

●延長保育不可(18時閉館マスト)
●土曜保育不可(どうしてもの場合は、市の分室にて一時預かり)
●1歳児クラス全員退園(市の分室に全員一時避難)

驚愕でしょう…

同時に、市から転園勧奨の通知が来る異例の事態で、保護者は混乱状況です。卒園まで園が運営できる保証はなく廃園する可能性まで明記されてました。

ちなみに、この保育園は認可保育園ですよ?!

市のお墨付きがあると思って安心して通わせているのに、
こんな一方的な通知で、来年度の保育内容が改悪され、
さらに、市はそれを認めているので、
そこに通わす保護者としては怒り心頭を通り超えて、
ちょっともう呆れて力でないです。
「そんなことできるんだぁ」っていう驚きすらある。

そんなお知らせの通知が来た翌日、
急遽、園から保護者説明会の機会が設けられ、
「こっちの都合も考えてよ!」と思いながらも、
その会に参加したところ、

なんとまた驚愕。

園長先生が急遽不参加。
正規職員からの説明に留まり、現場は騒然。
質疑応答は紛糾。

記者会見的な展開は予測してましたし、
若干、そういうのを社会見学的な感覚で期待していた節もあったんですが、
記者会見を超えてドラマの世界でした。(笑えない)

質疑応答レポ

様々な質問が飛び、正規職員の方々は誠実に回答くださりました。
保育内容の変更の理由は、保育士不足でマンパワーが足りず、採用活動もうまくいってないとのことでした。
年度内退職は六人。九割の保育士を派遣社員でまかなってきた脆弱な体制は浮き彫りになりました。

保護者から正規職員への不満や野次はなく、
むしろ、保護者と職員の距離は近く、
お互いに寄り添い対話をしてました。

問題は、誰の目にも明らか、欠席した園長先生の怠慢です。

ただ、途中からエスカレートしてきて、
園長先生に問題があるのは間違いないのですが、
園長先生に集団リンチをしようと呼びかけたり、
市に対してデモ活動しようと言い出したり、
解決に向かうと思えない方向に流れていきました。

中にはめちゃくちゃ刺さる意見をおっしゃる保護者の方もおられました。

「市は寄り添うふりをして、問題を鎮静化しようとしている!個別相談窓口を用意して、そこに問い合わせを集中させて、一対一に持ち込み、一人一人をなだめて、聴いたふりをして、人気のない空きのある保育所に割り振って、児童待機をゼロにして事態の収拾を図っている!認可保育園として市のHPで紹介している以上、市にも責任がある。皆の力を合わせて、数を武器にして抗議した方がいい!」

個別相談窓口という受け皿の用意に、どちらかというと私は感謝していたので、自分とは全然違う意見に、そんな捉え方もできるだ~と、いいか悪いかは別にして社会勉強になりました。

私の意見や考え


争点は二点。
①園長先生の解任、再建
②市による転園措置の保証
だと思っています。

ここの園は理事長と園長を兼任する同族経営で、
土地や建物施設が園長先生の所有するもののようなので、
「①園長先生の解任、再建」は相当難しいと思われました。
年齢もそれなりに高齢なので廃園して逃げた方が楽なのです。

「②市による転園措置の保証」は、まだ議論する余地があると思います。
しかし、それを園が主催した保護者説明会で、
園の正規職員の前で議論するのは酷なのでは?というのが私の意見です。
質疑応答ではだんまり。借りた猫状態ですけどね。笑

責任の所在とは?

園長先生が悪い。
市が悪い。

うっぷんを発散させると見えてきた景色もある。

自分も悪い。

こうなるまで園任せで、父母の会がないのをいいことに、よく調べもせず入園させてしまった自分もいる。

人を責めても何も手に入らない。

じゃあどうすればいいのか考える知恵がいる。

短期的に解決できることではなく、
1~2年の時間がかかる問題だ。
そんな時間をかけるうちに子は小学校に上がるかもしれない。
自分たち世代だけ苦労して、次世代はその分いい思いをするかもしれない。
でも、必ず解決できる。

一時的に分園に通わせたり、
不本意な保育園に転園することになったり、
瞬間風速的に負担は増えるだろう。

子どもたちは友達と離れ離れになったり、
環境の変化に不安定になるだろう。

それも含めて、
いずれは解決できる。
解決した時に振り返ってみれば、
驚くほど成長した自分になれて問題が小さく感じる日が来るだろう。

そう信じて、この絶望を乗り越えていこうと思います。

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