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ついに、第一子の育休からの復職

保育所からの内定通知。ぐっと復職を意識し始める。今の想いを綴っておこう。

復職準備

初めての妊娠、産休、出産、育休。それぞれへの明確なマニュアルはないにしても、レールはあって、たしかに過ごして歩んできた。そして、今私が向かっているのは、初めての復職。いつかそんな日がくるとわかっていたレールのマイルストーンの一つ。だから、そんなに怖くはない。

いやいや、強がるな。十分、ビビっているのが本音だ。

・後輩が頼もしくなっていて、嫉妬するだろう
・会社の制度が変わっていて、混乱するだろう
・コロナの会社への影響をはじめて体感し驚くだろう
・保育所の送り向かいと会社勤務の両立に忙殺されるだろう
・新しい上司や同僚とうまくやっていけるだろうか
・子どもが急に保育所から病気で呼び出しされたらどうしよう


これらは、今に始まった話ではない。妊娠する前から分かっていた。少し想像すればわかることばかりだ。ビビっている本音は、自分の想定や想像が、机上の空論だったらどうしよう、という過去の自分を守りたいだけなのだ。だって、私は自分を守るため、相当な準備をして復職を迎えるのだから。

独身の頃の私の準備

彼氏もいないし、結婚相手もいない。そんな時から、いつか自分が結婚して子どもを持ち、育児と仕事を両立する日がくるだろうと決めて信じていた。そんな自分を信じられずに孤独を味わいつくした自暴自棄の日々の話はまた今度。笑

だから、私は独身のうちから、育児と両立してできないかもしれない資格取得に取り組んでいた。資格は正直、苦手だ。合格と不合格で人に優劣をつける。合格点の基準なんて主催団体のエゴじゃないかと思う。でも、学びは好きだし資格は一生モノだから若い時に取得しておこうと思い、自分が欲しいと思ってる資格は全て独身時代に取得したつもりだった。
※ただし、これは私の思い込みであり、出産後もバリバリ資格取得に取り組むママは沢山いて励まされたのだけど…

妊娠中の私の準備

結婚して待ち望んだ妊娠の知らせ。産休へのカウントダウンが始まった。仕事においてブランクができてしまうことに焦りもあったが、むしろ、それがあるからこそ自分のできることを改めて考え仕事に邁進した日々だった。つわりで吐きながら、果敢にそれを隠しながら必死で働いた日々は、振り返ればやりすぎだったかもしれないので、後輩には絶対すすめないが、自分では本当に良かったと思っている。お腹の子どもにも無理をさせたかもしれないが、きっと子どもにも私の働き方や仕事への熱意や価値観は伝わったはずだ。
すべては復職した時に、少しでも戦力になると思ってもらうためにしたことだ。

産休育休中の私の準備

産休中は、のんびりさせてもらった。新しい生命への喜びや苦しさを心から感じて味わった。どの瞬間も愛おしい日々だ。復職後のことなんか頭になかった。

産前産後も会社の引継ぎ相手から仕事を教えてほしいと連絡があったが、特に嫌でもなかった。むしろ自分がまだ必要とされていることが嬉しかったくらいだ。もちろん、完璧な引継ぎをできてない自分の不甲斐なさを反省もしたけれど。

そして、私は、育休のブランクをバネにして新しいステージに行くために、育休中に同じ志で学べるコミュニティや仲間を探し始めた。

そういえば、育休中は、少しリズムがつかめて余裕が出てきた頃、平日昼間にお散歩や買い物に行くことに罪悪感もあった。働いてない自分は、社会でなにも役に立っていないような気持ちにもなった。でも、そんな気持ちもすぐ消えた。

もともと検索していたワーママ育休コミュニティに参加を決めたのだ。

子連れMBAとの出会いから広がる世界

育休中の私のすべては子連れMBAと言っていいかもしれない。笑

2020年~2021年、私の育休期間、子連れMBAは完全オンラインの会員制コミュニティへと大きく舵をきっている黎明期だった。まるでベンチャー企業のような勢いでそれは凄まじかった。

私は、まず受講生として、ライフシフトチャレンジに申し込み、そこで自己理解を少しづつ固め、その後は、ボランティアとして子連れMBAの運営に参加させてもらった。

運営を通して、色んな経験をし、仲間が私を成長させてくれた。ゼロイチからプロジェクトを始動させる経験もしたし、初対面のメンバーをフォローサポートする役割もしたし、毎月の定型タスクも教えてもらい、すぐさま業務改善&プロジェクトマネジメントも経験させてもらった。コミュニティでは、自分で作った講座で集客し、サービス提供する経験もさせてもらった。

「リーダー」なんて言葉、照れくさくて自分には似合わないと思っていたが、自分なりのリーダーシップをとることで、周囲の仲間は温かい言葉をかけてくれた。もっと高みを目指して頑張っていいんだよ、と勇気づけてくれた。

復職は準備が90%!あとは勇気だけ

これだけ活動してきた。自己肯定感の低い私は、積み上げてきたものだけが自信の根拠になりうる。きっと大丈夫。ほんの少しの勇気をもって、復職日、会社で「今日からまたよろしくお願いします」と明るく挨拶すれば、新しい世界はまた広がるはずだ。もう大丈夫。

きっと大丈夫じゃないこともある。

でも、想定外が想定内。

どうせ、私は人間関係にも悩むんだろう?

万人に好かれる人になろうとするな。
頑張れば頑張るだけエネルギーがぶつかることもある。
今の私には仲間がいる。学生時代の友達や社内の同僚だけではない。子連れMBAで出会った仲間がいる。社外にも同志の仲間が沢山いるのだ!

机上の空論を実感し、積み上げてきたものも通用しないと知る日がきてしまっても、それも大丈夫。

私はきっと心から信頼できる仲間に「あなたなら大丈夫!」と言ってもらいたいだけだろう。

自分が信じて自分の価値観に基づいて判断して行ったことは、少なくとも子連れMBAの仲間に否定されることはない。だから、自信をもって勇気をもって新しい世界に飛び込むんだ!!!


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