見出し画像

2022年私的ベストコンテンツ

2022年もたくさんのエンタメコンテンツに出会えて、おかげで日々楽しく過ごすことができた。特にライブや演劇なども復活し始めた今年は、やっぱりリアルで観るのはいいな〜と実感した1年だった。素晴らしいエンタメコンテンツに敬意を込めて、私的2022年ベストを記録する!!

1、音楽

岡野昭仁×井口理『MELODY (prod.by BREIMEN)』

今年1番聞いた曲。お二人とも色気が素晴らしい・・イントロのどこまでものぼっていくメロディーかクセになる。「操られたのは僕のほう」という歌詞も◯


Red Velvet『Feel My Rhythm』

G線上のアリアをリミックスした楽曲。サビの高音がずっと続く感じが気持ちいい。MVも絵画のようで全てが美しい〜!


柴田聡子『24秒』

柴田さんにしては珍しくエモい感じのメロディラインで好き。歌詞はいつも詩的なので、何回も聞いて解釈できるのも好き。


藤井風『grace』

今年も藤井風をずっと感じていた1年。これMVもよかったな〜。「何があろうとも全てあなたのgrace」といいたくなるような、清々しく高揚した気持ちになることあるよね。余談だけど、MVのラスト、みんなが手を挙げてる中一人だけ早めにおろしちゃう男の子が可愛い。

4年前のだけど、藤井風の自宅弾き語りシリーズも大好き。


NiziU『Need U』

じんわり温かく優しい気持ちが溢れる1曲。「どこにでもいるような普通のordinaly girls」の出だしを聞くと、虹プロの日々を思い出して泣ける。かわいいだけじゃなくて優しいNiziUだから、これからも応援したい!!


aiko『果てしない2人』

映画『もっと超越した所へ。』の主題歌。映画のエンドロールに流れてきて、最高〜!と思った1曲。映画の世界観を「果てない2人の始まり」の歌詞で表しているのがすごい、うまい。


映画もめちゃよかった。驚きのラスト!

宇多田ヒカル『BADモード』

聴いていると自分がすごくおしゃれな人になった気持ちになれる曲笑 イントロの力入ってない感じが特にお気に入り。対照的に歌詞からは「絶好調でもBADモードでも絶対に君を守りたい」という相手への気遣いと思いやりの愛を感じる。 


日向坂46 『 ドレミソラシド / THE FIRST TAKE』

THE FIRST TAKEのアレンジがすんごくよかった。キラキラ明るい気持ちになれる。歌う前に4人が「ぱお」とか言ってるのもよくわからないけど、その雰囲気も含めてキラキラしているので良い、好き。


SixTONES 『 Everlasting / THE FIRST TAKE』

今年もSixTONESを推したので今年の新曲は全部聞いたと思うけど、中でもこのTHE FIRST TAKEのアレンジがすごくよかった。人の顔を横から見ると、歌い方の癖とか声の出し方がよく観察できてありがたい笑 本人たちがとても楽しそうに歌ってるのが何より好きなポイント!

ちなみにこちらの『人人人』は、2023年に入ってからの曲だけど、わ〜いいな〜と思ってたくさん聞いている1曲。サビのうわ〜んと音が上がる所が好き。


Kep1er 『 Wing Wing / THE FIRST TAKE』

Kep1erのメンバーは強気な感じが好き。さすがオーディションをサバイブした人たち。特にキム・ダヨンちゃんの歌い方と表情!素敵!サビのユニゾンもいいな〜!


ダヨンちゃんのこの表情がたまらん!

2、映画

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』

ウェス・アンダーソン10作目の作品。やっぱり映像が楽しいのが本当に魅力。3部構成になっていて、全てのストーリーが良いのだけど、特にティモシー・シャラメが主演の#2が好きだった。ティモシー・シャラメは『君の名前で僕を呼んで』にも出ていた素敵は俳優さん。


『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』

ネトフリでドラマ版を見てから映画に臨んだ。黒澤の紳士で優しい所が本当に素敵だな〜と思う。足立の成長ストーリーも◎作中で誰もセクシャリティのことに触れないのも新鮮で見ていて気持ちがよかった。

ちなみに主題歌はドラマ版のOmoinotake 『 産声』の方が私的には好きでした笑


『NOPE』

伏線とかたくさんあるんだけど、それ抜きにしてもエンタメとして驚きとハラハラで面白かった。私には1回では意味がわからないろことが多かったので、観たあと解説動画とか見てなんとか半分くらい理解。誰か語れる人に教えてもらいたい。


『ちょっと思い出しただけ』

『花束みたいな〜』に似てるとか言われてたけど、私は結局こういうの好き。ファンタジーが混じる演出もよかったな〜。主題歌はクリープハイプの『ナイトオンザプラネット』。MVにも映画の世界観が入り込んでいて良きです。


『ある男』

平野啓一郎さんの小説が原作。安藤サクラさんが好きなので出演していると観てしまうのだけど、安藤さんはもちろん、妻夫木聡さんの演技に魅了された〜。そして柄本明さんの迫力!人間ドラマ、ミステリー、家族愛、いろんなテーマで鑑賞できる作品。


『すずめの戸締まり』

震災の話だと聞いていたので心して観た。すずめが幼き日の自分を抱きしめて、これまでの日々や自分と和解する話だと思う。新海監督のティーチイン付き上映に行ったのだけど、ティーチインとはなんだかよくわからず一番後ろの席を取ってしまい、質問タイムで手を挙げたけど指されず終了したのも思い出笑


3、ライブ

小沢健二 『Ozawa Kenji So Kakkoii 宇宙 Shows』@東京ガーデンシアター

コロナで2年延期されていたオザケンのコンサートがようやく開催!『彗星』『僕らが旅に出る理由』『アルペジオ』が聞けたのが特に嬉しかった。『アルペジオ』の曲中の「小沢くん、インタビューとかでは何も本当のこと言ってないじゃない」というセリフをオザケンは気に入ってるんだなと思ってかわいかった。オザケンが「離脱!」というと曲が突然ゆっくりになり、観客もゆっくりヘンテコに踊る、という件がライブ中何回もあったのが楽しかった。「生活へ帰ろう!」の掛け声でライブは終了。演出も何もかも2023年でもっとも好きだったライブ。


くるり『くるりライブツアー2022』@Zepp Haneda

高校生の時からくるり好きだったのに、ライブは今回が初めてで、すごく楽しみとなぜか緊張した思い出。好きな気持ちを温めすぎたから、緊張してしまった笑 『さよならリグレット』『マーチ』が聴けたのが嬉しかった。途中でモーターを回す実験を岸田さんが突然始めて、モータ音のサンプリングをその場で録って『水中モーター』を演奏したのが痺れた。ここにいる人たちはみんなくるりが好きなんだと思ったら勝手に一体感をすごく感じて勇気づけられた。これからも温めすぎた気持ちのままくるりが好きでいられると思う。


Superfly『Superfly 15th Anniversary Live “Get Back!!”』@有明アリーナ

一夜限りのライブが当たってワクワクで行ってきたライブ。越智さんが、「これまでの自分もいいじゃん、て思えた」と言っていたのが印象的。これまでも今も自分のことを受け入れて歌っている感じがすごくした。やっぱり『Beautiful』と『マニフェスト』が好き。そして『フレア』でなぜか涙が・・「年末(紅白)頑張るね」と無邪気に笑っていた姿が美しかった・・!


NiziU『NiziU Live with U 2022 “Burn it Up”』@東京ドーム

ドームツアーが見られるなんて本当に夢のようでした・・。特に虹プロ曲をさらに進化した今のNiziUがやってくれたのは本当に胸アツ涙 席もアリーナの前の方で、近くでNiziUちゃんたちを見られたことも思い出!!


Never Young Beach『大団円』@中野サンプラザ

ネバヤンもずっと好きだけどライブは初!安部さんてこんなにキュートで面白い人だったんだと感動した。出てきたらみんな寅さんだったのもかわいかったな〜。『お別れの歌』が最高に盛り上がった。建て替え前の中野サンプラザで観られたこともいい経験だった。(お別れの歌のMVの小松菜奈の良さは半端ない・・)


4、演劇

『パンドラの鐘』@シアターコクーン

1999年に上演されたものが今年再演。ヒメ女(ジョ)とミズヲの恋物語かと思いきや、野田秀樹らしく、だんだんとパンドラの鐘の正体がわかりゾクっと恐ろしくなっていく。ラストの演出は今まで演劇を見てきた中で一度も体験のしたことのないもので、この物語が私たちの日常につながっていることを強く思わせる素晴らしいものだった・・。映像ではなくもう一度劇場で体験したい。


『Q: A Night At The Kabuki』@東京芸術劇場

今年野田秀樹の作品が2つも観れたなんて幸せだ。源氏と平氏の娘と息子の恋物語と思いきや、こちらも別の事実が観客に突きつけられる。今劇場でやっている映画「ラーゲリより愛を込めて」にも通じる物語。野田秀樹の作品は、舞台上の物語が私たちの物語なんだと思わせるのが本当にうまい。QUEENの楽曲が使われていたのはなんで?と思ったけど、『Love of My Life』は作品の世界観にすごく合っていた。


『あの夜を覚えてる』@オンライン配信

オールナイトニッポン55周年記念の演劇公演を、生放送ワンカットで配信したチャレンジ作品。ニッポン放送の社屋を使って緊張感たっぷりで配信されている様子に興奮した。途中でちょっとスタッフが見切れたりしているのがライブ感あってさらによかった。千葉雄大さん、あの生放送の中で本当に涙を流して芝居していてすごかったな・・ラジオを愛する人々の気持ちが凝縮された演劇で、私も泣いた。


5、ラジオ

『フワちゃんのオールナイトニッポン0(Zero)』

ふざけたり大暴れしているように聞こえるけどしっかり構成されてて笑 心から笑って楽しめるラジオ。曲のチョイスもかわいいし、フワちゃんが一緒に歌っちゃうのもいいし、エンタメとして最高。聴くと元気もりもりになる。


叶姉妹のファビュラスワールド

恭子さんと美香さんの関係性、上品な言葉遣い、はっきり言うのに冷たく聞こえない感じ、俗世離れしたお二人のトークやお悩み相談が聞けるラジオ。オープニングの曲を聞けばバラの花が咲き乱れる異世界に飛べる。1話から全部聞いちゃったので、また聴きなおしている。


ジェーン・スーと堀井美香のOver The Sun

毎週金曜日の夕方5時に配信されるこちらのラジオ。金曜日の帰宅時に聴いて、本当に毎週励まされた。まさに私を心から支えてくれたコンテンツ。Over The Sunがあれば私は2023年も生きていけると確信している。


6、ドラマ

『家庭教師のトラコ』

遊川和彦さんらしい物語で、ベタな件や演出もあったけど私は好きだった。中盤までの家庭教師としての指導の様子も痛快だし、トラコの闇や悲しみが徐々に癒されていていく様子も素敵だった。主題歌の森山直太郎『茜』と共に終わる最終回も綺麗。


『ミステリという勿れ』

基本1話完結なのと、全話通してのミステリもあるので観やすく楽しめた。整くんのキャラクターが好きだったのも観たくなった理由。終わり方があれ?だったのは劇場版につなげるためだったのだと思うけど、ちょっとすっきりせず。いつも最高のタイミングでKing Gnuの『カメレオン』が流れる。


『エルピス-希望、あるいは災い–』

言わずもがな今年ベスト1ドラマ。物語が勧善懲悪でもスカッとでもなく、一進一退でしか進まないのがリアルだった。私は登場人物の中で村井さんが好き。吉田ユニさんのビジュアルもよく見ると書類が重なってできている。主題歌も良き。作品に関わること全てが細部までこだわって作られているのがわかって、すごく安心して大好きになれたドラマ。SuchmosのYONCEが歌う主題歌も何度も聴きたくなる。劇中のサントラもよかった。


『拾われた男』

俳優の松尾諭さんの自伝がドラマ化。主演の仲野大賀さんと、兄ちゃん役の草なぎ剛さんが圧倒的に良い。そして諭の奥さんやくの伊藤沙莉さん・・もっと好きになった。『拾われた男』の意味が物語の序盤でわかった気になるんだけど、最終回でもっと本当の意味がわかって「あっ」って声がでた。拾われたのか、拾ったのか、拾わせたのか・・コロナ禍の中アメリカでロケしたと思われる、NHKも気合の入った作品。


最後に

冒頭に書いたように、今年はライブや演劇など舞台が復活して、豊作の1年だった。リアルで観るものの熱は素晴らしいと思う。同時に、コロナ禍で配信など自宅で楽しめるものも多かったので、いろんな方法でコンテンツに触れることができるようになった。
個人的には2022年結婚式をしたり、引っ越したり、職場では異動したりいろいろあった年だったが、これまでと自分の好きは変わらず、様々なエンタメに触れて独自に楽しめてよかったと思う。そういえば以前は自宅から徒歩圏内に映画館があって、気軽に観にいくことができた。しかし引っ越してからは電車に乗らないと映画館に行けない。こんなふうに、またこれに限らず、ライフステージの変化があればすぐには観にいくことができないものも出てくるかもしれない。それでも、来年もそのさきもマイペースに楽しくいろんなコンテンツを摂取したい。2023年も心震えるような楽しさや感動にふと出会えるのが楽しみ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?