映画『月の満ち欠け』 ※ネタバレあり

ずっと楽しみにしていた映画『月の満ち欠け』レビューしていきます。


まず、原作が素晴らしくて映画までに2周しました。
個人的にファンタジー要素がある作品やロマンチックなお話が大好きなのですが
この作品は現実とはかけ離れているようでどこかリアリティがあるという不思議な雰囲気があります。
私はとても好みなので公開をずっと楽しみにしていましたので。わくわく

さて映画の感想ですが、自分的に原作とは別と思ってみた方がいいと思いました。
(映画通でもなんでもないので単純に素人が思った事ですが)
物語を2時間にまとめるって大変なんだろうなあ。
映像にすると表現が難しいんだろうなあ。などなど色々考えながら見てしまいました。もっと純粋に物語に入り込みたいのでもう一度観に行こうと思っています。
小説についてはまた後日。

映画の中で印象的だったのは大泉さん演じる小山内堅さんの演技。
妻の梢さん、るりちゃんとの悲しい対面のシーンは心の痛みが伝わってきて苦し
かったです。最愛の2人を失くした姿をとても丁寧に演じてらっしゃって素晴らしかったです。

有村さんの瑠璃さんとめめの三角くんの空気感も素敵。
ロマンチックすぎてあの2人は存在がファンタジーだった。
出会いの瞬間から惹かれあう、そういう出会いもあるんだろうな。
私はない。でも本当に大切な人ってそういう事なんだと思う。
姿形ではなく魂のレベルの話だと。
強い気持ちって念というかきっと消えないんだと思います。
なんだかスピってるなあ。

気になったところは正木さん(旦那)のあり方かな。
愛というより執念、執着の強い思いが怖かったです。すごくモヤっとした
結局正木さんに左右されてしまったところが。ちょっと悔しかった。
瑠璃さんは色々なものから逃げたかったんだろうな。
この2人のシーンはしんどかったです。

親友のゆいちゃんとの関係もすごく好きでした。
真っ直ぐにるりのことを信じて、思いを引き継いで繋げて‥
温かいシーンに心が洗われました。

すいません全然纏まっていませんがこんな感じです。

ちなみに私は全て実際にあることだと思っています。信じているとか信じたいとかではなく今もどこかに、もしくは自分の周りにも存在するものだと思っています。こんな感覚の私にとって共感できるし、救いでもある作品でした。


映画月の満ち欠けのteaserを初めて観た時から
Walking Through My Dream が本当に本当に好きなんです!!!
がしかし、あの曲はteaser用のお歌だったようで…
それが残念でたまりません(涙)
ものすごく素敵な雰囲気で好きだったのになあ…
これからもこの作品に思いを馳せながら聴き続けていきたいとおもいます。

でもでも挿入歌も素敵だった。
ジョンの曲がレトロにマッチしていたし、Ruriさんの思いも。
美しい曲と映像での表現が素晴らしかったです。

ありがとうございました。
もう一度観たらまた感想が変わるかも‥
追記しようと思います。


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