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私の教師像

私は今年大学4年になる。文学部で社会の教師になるために教職も頑張ってきた。ついに今年、教育実習と採用試験である。そこで今回は私が考えてきた教師像について書いておこうと思う。自分の考えを明らかにするとともに他の皆さんにも参考になれば幸いであると思ったからである。

まず、なぜ私が教師を志すようになったかと言うと、1番は社会科が好きだからである。好きこそ物の上手なれとよく言うが、確かにその通りであった。特に歴史が好きだ。小学3年から歴史の授業が始まったが、始まった時からずっと好きであった。テスト勉強も社会だけ頑張った時期もあった。生物で10点台を取ったが、日本史で98点とかも度々あった。大学では史学科を専攻するほど歴史にのめり込んでいった。大学の授業だけでは飽き足らず、様々な歴史の本を読み漁った。こんなに歴史が好きならいっそ先生になろう。これが私が先生になりたいと思った最初のきっかけである。
大学生活を通して、私は生徒と共に成長していきたいと考えるようになった。学問は無限大であるとは思っていて、教師も完璧な教育者ではない。教師が教えるだけではなく、生徒から教わることも多々あると思う。だから教師は教師という肩書きを捨てて生徒の意見や考えに耳を澄ませ、その通りであると思ったら素直に認めて、自分の糧にしていったらいいと思う。教師がそのような姿勢を見せることで生徒も教師から何かを得ようと真摯に向き合ってくれるのではないか。教師と生徒という上下関係に縛られず、いい意味で並行関係を築き、互いに切磋琢磨して育っていきたい。これが大学生活を通して考えた教師像である。

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