お葬式反対

私が死んだら、誰がお葬式に来てくれるのだろう。何人の人が泣いてくれるのだろう。

誰も来なかったら 悲しいから お葬式開いて欲しくないな。


洋服は全部妹にあげる。

銀行の貯金は住宅ローンの返済に使っていい。

もし残ったら家族においしいごはんでも食べて欲しい。


死に対する恐怖はない。

毎日 楽しいから。

毎日 その日に満足しているから。

もう いいかな、十分生きたかなって 思っちゃう。


まあ死ぬ、と思った経験があまりないからいざとなったら命乞いするのかもしれないけど。

才能なんてないから長生きするかもなあ。

人に愛される才能と絵を描く才能が欲しかった。

さっちゃん

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