見出し画像

一生独身を覚悟した私が、5年間の遠距離恋愛を乗り越えて、最愛のパートナーと家庭を築いた理由。

先日、#プロポーズの軌跡 というタグが自分のTwitter界隈で賑わっていた。


そういえば私も旦那と付き合ってから10年の節目を迎えた。
互いに人生の1/3は共に過ごしたことになる。

旦那は私にとって、人生で初めての彼氏であった。



過去に好きだった人はいたが、全て実らずに終わっている。


告白されたこともあったが、追われると興味がなくなるという面倒な性格のため、YESと返事することはなかった。

ものすごい拗れた性格の上、新卒で就職した業界はプライベートの時間を確保しにくい飲食業界。

結婚はおろか、誰かと付き合うこともない人生か。
せめて好きな異性と手を繋ぐ経験くらいはしたかったな。


そんな私に彼氏ができ、その人と結婚し、今ではなんと子供もいる(ちなみに2人目妊娠中)。

そんな私が旦那と結婚したいと思った理由を、書いていきたいと思う。

①とにかく多かった、共に乗り越えた壁の数々



今でもことあることに我々の前に立ちはだかる壁。

私たち夫婦の場合、付き合う前〜結婚するまでに限定すると、その壁は、大きく以下の3つ。

・周りにバレてはいけない社員とバイトの関係
・付き合って半年足らずで片道4時間の遠距離恋愛
・遠距離中に互いに多忙となり、すれ違った最悪の時期

特にお付き合いを開始して1年も経っていない時期から5年間にも渡った遠距離恋愛という壁を乗り越えたことは、とても大きかった。

今のようにリモートなどの技術も未発達の時期。
毎晩のように電話をして、Skypeでテレビ電話繋いだまま、朝を迎えたこともあった(懐かしい……)。


「遠距離なんて、見つからない所で浮気してるから!」
「絶対に他に好きな人やいい人が見つかるから!」

そんなことを周囲からはよく言われていた。
怪しい……と思われることも多少なりともあった気がする。

けれども、それでもこの人を信じたいという気持ちはずっと変わらなかった。

だからこそ、プロポーズの気配を感じた時もすんなり受け入れることができたんだろうと思う。

けれどもやっぱり言わせて欲しい。

遠距離5年はなげぇ!!
(千鳥のノブに変換して再生)

②話し合いを怠らない

付き合った当初、割と情緒不安定で側からみると面倒な性格だった私。


喧嘩したり気持ちをぶつけるたびに、「ちょっと話そうよ」と言ってくれるのが旦那だった。

自分の親や親戚は古風な家族だったので、ぶつけたらぶつかりっぱなし。
話し合いとかはなく、時間に解決してもらうタイプが多かった。

それが急にこんなことを提案されるとは。
人生でそんな経験なかった私にとっては、話し合いとは…?何をどうすれば……?とはてなが浮かびまくっていた。

初めは慣れなかったが、回数を重ねるうちに互いの理解にもかなり繋がった気がしている。
長かった遠距離恋愛も、話し合う機会がなければきっと乗り越えられなかったかもしれない。

今では圧倒的に子どもについて話し合う機会が増えた。
だからこそ知る新たな一面も見られて、忙しくも毎日がとても楽しい。

③不器用ながらも感謝を忘れないでいてくれる

旦那はとにかく不器用だ。
言葉で示してくれることがほとんどないから、大事に思われているのかわかりにくいことも多々ある。

それでも不器用なりに、行動で感謝を示してくれることが度々ある。

プレゼントには多少のサプライズ演出を加えてくれたり。
何でもない日に、いつもお世話になってるから…と花を買ってきてくれたり。
子供の世話の中で、自分が苦手な分野を頑張って習得しようとしてくれたり。

(個人的には、私の好きなご飯を奢ってくれることが、実は何よりも嬉しかったりする。)

なかなか共感を得られそうな例えが出てこないのが、多少悔やまれるところではあるが……笑

私としては、一緒にいてくれるだけで充分なんですがね。

最高の友人であり、仲間であり、パートナー

この人と一緒にいれば、常に飽きることがない。

協力して壁を乗り越え、互いに感謝を忘れないような関係性は、この人とじゃないと作れなかったと思う。

それの延長なのか、乗り越えられると神様に試されてるのか。

結婚した今でも、大事な時に必ず予期せぬハプニングに襲われるのだ。
必然的に起きるものでもなく、大体の確率で偶発的に発生するものが殆どである。

以前投稿したnote。
今年の年末ほど、人生で1番忙しい年末はないのでは……と実感している。

きっとこれからも、想像以上の出来事がたくさん舞い込んでくるに違いない。

けれども、この人とならともに手を取って歩んでいける。


色々と大変なこともあったけど、頑張ってここまでこれてよかった。

改めてこの場で言わせてほしい。

今、私はとってもとっても幸せです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?