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2回目にジャッキー作品を劇場へ観に行った話

私は1980年に入るか入らないか辺りでジャッキー・チェンという人に出会ったので、やはり作品に触れる機会はテレビでの映画の放映が主になります。

劇場まで1時間ほど歩いて映画を観たというこんな話もしてますが(真似したらアカンよ💦)

テレビでジャッキーの映画をやっていると喜んで観ていた感じ

ビデオデッキが我が家に登場した時は感動しましたね~

我が家も野球のナイター中継が一番優先順位が高くて

事あるごとにナイターを観させられましたからね。

本日は、2回目に劇場へジャッキー作品を観に行った時の話をしようと思います。

地方あるあるなのかどうなのか良くわからないけど

運動会って学校で行うものその地域の町内対抗のもの(大人も参加必須)2種類行われてまして、もちろん町内対抗の運動会に出場する子供たちというのは各学校から選りすぐりのエリートなんですよ。

選ばれし者が集う大会

縁のない世界ではある>私は前に出ようとしている人を見かけると、どうぞどうぞと進んで譲るタイプの人間だったので、競う事自体がよくわからない。

でも、その地域対抗の運動会に親戚の子が出るらしいという話を聞いたので

もしかしたら親戚の子の出番が終わった後に、この作品を観られるかも知れない。>町中にある映画館なんて、なにかの大きなきっかけがない限り行けなかったし、行ってはいけないとも思ってました。その割にはあの「カンニングモンキー天中拳」の話になるんだけど。

なんとも浅はかな考えで、おじさんに運動会を観に行く事を告げた。

その時にちょうど劇場公開されていたのがこちら↓

「プロジェクトA2」

運動会を観に行った後に「プロジェクトA2」を観に行く事は、直前まで悩んだ末、告げなかった。

時間帯的に被らないだろうし、何よりも映画作品の名前やジャッキー・チェンの名前を出す事で自分の事をいちいち詮索されるのが死ぬほど嫌だった。

最近、この辺りの感情を「恥ずかしい」と表現しているのを時々見かけるんだけど、私にとっては少し違うような気はしている。

私の場合もっと生きるか死ぬか、切羽詰まった場所に居たから

私は当時から口を開く事の方が珍しい人間だったので、いきなりそんな事を言い出した私を前に双方の大人にはびっくりさせてしまったかも知れない。

当日。その運動会は、子供たちの出番が午前中になっていたので大丈夫だと思っていたけども、運動会へ行ってみるとなかなか出番が来ない。

プログラムが進まず時間が押す。結局親戚の子の出番は予定よりも2時間遅れでやっていた。

上映時間が迫っているのに前の用事が終わらない時のイライラって永遠に続きそうな感じがして、自分の中でマグマ化してしまう。

焦げるような熱さと苦さがいつまでもうごめいていたな。

なんとか拝見して、おじさんへの挨拶もそこそこに「プロジェクトA2」の映画館へ向かったら、最初の数分間はすでに過ぎていて。

それでも入って観られた事に安堵した。

私がその時にやらかしてしまった事はまあ酷い。自分だけではなくて、他の人を巻き込んでしまったのだから。

当時の私はまだ中学生

親戚だったこともあり、親同士のやり取りはあって

色んな事が筒抜け(当然なんだけども

多分、おじさんは子供の出番が終わったら私も一緒に食事にでも行こうと思って下さっていたのかも知れない。それをつっけんどんに応対してさっさと帰るような行動を取ってしまった。

映画を観に行く口実にしてしまっている、相手を便利アイテムのように扱っている時点でもう十分酷い話だけども。

後でおじさんは叱って下さった。

私も今回のような、おじさんとあの子を悲しまるような事はしたくないなと思った。

自分のわがままもだけど、相手の大切にしているものを天秤にかけるような事をしてはならないと思う。


映画館は、あの「カンニングモンキー天中拳」と同じ所で

未成年でたった一人、しかも女子なのに不審がらずに入れて下さった事と

映画館で観られた事への感謝。

この映画館は、その後潰れてしまったので「プロジェクトA2」があの映画館で観た最後の映画になると思う。>もしかしたら記憶違いもあるかも知れないけど。

子供の時って、楽しかっただけの記憶、ほんとないんだよね~💦


最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)


私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos